第十話《2》 ページ12
*
__何故?何故ボクなんだ。ボクは…何で……ｯ
___母上も、父上も……誰も教えてくれない。何でボクは
"誰かになれる"の?何でボクは気味悪がられるの？
___理解してくれた両親は死んじゃった。ねェ……乱。
君だけは居なくならないでよ。消えないでよ……ボクのたった一人の家族。
.
.
.
ナオミ「ー…ちゃん!Aちゃん!!」
『ん……ナオミ、ちゃん?』
目を開けると艶やかな長い黒髪の少女が目に写る。
彼女は谷崎ナオミ。探偵社の事務員のバイトをしている。
『……らんは?』
江戸川「ん?呼んだかい?」
見えなかった乱の声を聞き、ホッと息を漏らす。
何だが目元が熱くなるのが恥ずかしく思い、乱の躰に身を押し付けた
江戸川「……どうかしたの?夢でも見たかい?」
『何でもない……只ね、乱がいないと考えたらね…不安で仕方がなかったの。
明日から乱が居ないのに…駄目だよね、ボク』
乱は明日、出張で探偵社(此処)に居ない。
ボクは乱を守りたい。
本当は、乱に着いていきたい…
側にいたいよ…。
江戸川「…何を思ったか知らないけど、僕は大切なAを置いて
一人で死ぬのは厭だからね!!」
突然の言葉にボクもナオミちゃんも目を見開いた。
乱はそんなことお構いなしにボクを抱き締めた。
嗚呼……暖かいなァ
.
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー異能
人間失格
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
soyon(プロフ) - 実葉@中原中也を愛してるさん» そういってもらえると嬉しいよ！頑張る！ (2016年7月3日 22時) (
レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
実葉@中原中也を愛してる(プロフ) - やっほー来ちゃった(笑)面白い!!更新ガンバ!! (2016年7月3日 21時) (レス) id: 24e187b4b6 (このIDを非表示/違反報告)
soyon(プロフ) - ほりぃほっく・はいびすさん» 書いたらエエんじゃないかな？それからそれどういう意味??後名前!!soyonだから!syonてだれ!? (2016年5月16日 16時) (レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
ほりぃほっく・はいびす - 昔からファンな者とです。文ストですねー。例によって主人公ちゃんがボクっ子なのにsyonさんらしさを感じますです。なるべく読んでいきますので宜しくお願います。(私もかきたいなぁと思ったり。) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 4b0103140c (このIDを非表示/違反報告)
soyon(プロフ) - おむらーすさん» 修学旅行だったからね!!沢山買えたよ！ (2016年5月8日 21時) (レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソヨン~夢小説大好きガール☆ | 作者ホームページ：http://minanami2.naho.ayaka.
作成日時：2016年4月24日 19時
