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陸拾伍話 ページ22

「だめだ…」

そうつぶやくと、私はパソコンを立ち上げる。
まあ、曲を流すだけなのだが。

「だーるまさんがこーろんだ」

曲に合わせ口ずさむ。

「…!!まさか」

Qを解放した…?

そんな考えが浮かぶが、即座に否定する。だが、一度浮かんだ疑いは中々消えないもので。

「やっぱり、流石首領だねェ……」

犠牲より勝利を。

「中には、私が一人ではいれば!異能が暴走しちゃえば、そういう意味でもわけないよなァ。」

考え直す。

でも、それが一番いい。乗っとりも少なくて済む。リスクが大きいのは私だけ。

そうなれば、Qにもしっかり働いてもらわないと。


そう思い立ち、疑いの真相を確かめ、作戦を確立させるため、私は部屋を出た。

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作者名:よりどりみどり | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年1月13日 15時

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