SOS2 ページ3
.
「えーと、今日から臨時でマネをやってもらうことになったから
紹介するね!じゃあAちゃんどーぞ!」
あー...さっきは突然、取り乱してすみませんね。
けど、取り乱さないとやっていけなかったから仕方ない。
さて、落ち着いたから ことの顛末をここで説明しておきますね。
これは数時間前__中庭にて。
_________________________
「お願いAちゃん!バレー部のマネージャーになってください!!」
SOS、
「無理です。お引き取りください」
すごい しつこい先輩に絡まれてます。
「ねええ!帰宅部だよね!?」
「そうですね」
「えぇ!なんでダメなの?!」
...ハッキリ言って、くどい。ウザい。面倒。
「先輩うるさいです...周りの視線が突き刺さって痛いですから」
主に及川ファンの人たちの。すごい驚愕した顔でファンの子が見てるから。
怖い顔して私のこと見てるから。
「すまねぇな、一ノ瀬。無理言ってんのは分かってんだけど...
どうしても人手が足んねぇんだ」
「...人手なら余ってますよね。使い捨てができるほど」
申し訳なさそうに岩泉先輩までも頼みに来てくれてる。
けど、なんで私なんだ。納得がいかない。
「まぁ、そうなんだけどよ...お前じゃないとダメなんだよ」
だよね。及川先輩がいるんだから、ファンに頼めば一瞬で受け入れるだろう。
及川先輩の「お願い」なんだから。
けど、
「いやっ、でも...あぁ もう!...しょうがないですね。岩泉先輩の頼みですもんね。
ここは帰宅部のエースが一肌脱ぎますよ!!」
岩泉先輩に言われたらしょうがないよね。
日ごろから、すごくお世話になってるからね。
「おお!ありがとな!」
「いえ、ただの恩返しです」
_________________________
と、こんな感じで冒頭に戻る。
我ながら「お前だけ」とかの甘い言葉にすごく弱いと思う。
それ以前によく考えないで一時の感情に流された私の自業自得だと思う。
けど、けど!岩泉先輩は反則だと思うよ。
「えっと、一ノ瀬Aです。よろしくお願いします」
とにかく、こうして私の帰宅部ライフが終わりを告げた。
そして新たな天国ライフ(白目)が始まったのである。
_______________
「ねぇ、待って。なんで及川さんも頼んでたのに岩ちゃんだけなの!?」
「あれ...及川先輩いつからいました?」
_______
おバカちゃん頑張れー
.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はすたろー(プロフ) - 更新 大幅に遅れてすみません! (2017年5月31日 4時) (レス) id: 80d4bc0f9e (このIDを非表示/違反報告)
ニャパニャ - 岩ちゃんカッコイイ……!!くにみん可愛い!!////応援してます!!頑張って下さい!!(o>ω<o) (2017年3月30日 19時) (携帯から) (レス) id: 1b5eaf02eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:96梟 | 作成日時:2017年2月19日 16時