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140話 ケンカ ページ44

小白「むぅ……」

小泉「ちょっと田中、そこまでにしておきなって!
それにさ、気をつけなよ。
アンタもそのラインギリギリだからね。
で、2人は狛枝をどこに縛ったのよ?」

左右田「ホ、ホテルの旧館の…あの大広間だよ…」

日向「それって…十神が殺された現場じゃないか…!」

弐大「あいつは、あの場所で自分がやった事の反省をしっかりとすべきなんじゃあ…」

西園寺「厄介な味方は敵にする前に殺した方がいいってヤツかー。」

罪木「ひええっ?殺しちゃったんですかぁ!?」

左右田「だー、生きてるに決まってんだろ!
気を失わせる為に1発殴っただけだ!」

小白「殺しちゃったら、また学級裁判を開く事になるし…臆病者の左右田がそこまでする訳ないもんね!」

左右田「だー!オメーは黙ってろッ!!」

辺古山「では、狛枝の今後の処遇はどうする?
みんなの意見を聞こうか。」

小泉「うーん…自由に行動させておくのは不安だよね。
何をしでかすかわかったモンじゃないし…」

西園寺「裏切り者の可能性が1番高いのも、あいつだしねー。」

終里「じゃあ、しばらく縛っておくんでいいんじゃねーか?」

ソニア「であれば…もう少し様子を見た方が良さそうですね。」

小白「…」

日向「だけど、飲み食いはさせないとマズいよな。
本当に死ぬかもしれないし…」

小白「日向くんは優しいんだね!
その点については大丈夫だよ、ぼくが食事を持って行ってたから。
だから、今後もぼくが持って行くよ!」

小泉「あーあ…それにしても、アンタらの仕業とはね…」

左右田「仕業っつーか…功績って言って貰いてーけどな。」

ぼくは思いっきり左右田を睨み付けた。

左右田「ッ!?」

西園寺「クスクスッわたしはまたあのおチビちゃんがなんかやらかしたのかとおもったよ…」

九頭龍「その”おチビちゃん”ってのはオレの事か?」

西園寺「わっ!いたのぉ!?」

九頭龍「やっぱ、そうか…本物のゲスはテメーらの方じゃねーか。
”仲間”でも気に食わなきゃ追い詰めるのがテメーらのやり方か…ケッ、群れただけで正義を気取りやがってよ。」

(意外だな…九頭龍くんがそんな事言うなんて…)

左右田「なんだと…オレらは間違った事はしてねーぞ!」

九頭龍「あ?クソの集団がなんか言ったかよ?」

左右田「どうやら…縛っておかなきゃならねーヤツがもう1人いるみてーだな…」

九頭龍「やれるモンならやってみろ、コラァッ!」

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作者名:如月 | 作成日時:2019年3月26日 1時

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