No.8【覚えていてほしい】 ページ8
サスケ「……!」
A「……」
ギュッと優しく、それでいて強く。
イタチはかすかに笑みを浮かべ、二人を見つめていた。
Aは里の者たちからひどい扱いを受けていたことをイタチとサスケに告白した。
イタチが父親と母親を説得し、Aを家族に迎え入れた。
常に側にいて笑い合う3人。
しあわせな毎日。
だが、その毎日に黒い影が迫りつつあった。
そして____
真夜中。
うちは一族抹殺。
サスケ「兄さん……!?なんで……なんでぇ……っ!?」
A「イタチ……」
サスケとAに冷たい眼差しを向ける、優しかった兄。
イタチ「オレを殺したいなら、憎め。恨め。せいぜい生にしがみついて生き延びるがいい」
サスケ「なんで……!?」
イタチ「そして、オレと同じ眼を持ってオレの前に来い!」
サスケ「うわああああああああああ!!!」
幻術にかかり、悲鳴をあげ気絶するサスケ。
A「……」
イタチ「じゃあな」
イタチはAを一瞥し、消えた。
Aはイタチが涙をこぼしていたのを見逃さなかった。
一族が抹殺された翌日、Aはサスケを手当し、自ら里へ戻り、尾獣の力を完璧にコントロールするため、修行をしていた。
__イタチと会って真実を確かめるために。
そして、サスケとの縁はそれきり途絶えたのだった。
《サスケside》
もし、本当にあいつがAなら……。
オレとイタチのことは覚えているのか?
いや、覚えているわけがないか……。
出来れば覚えていてほしいが。
なにより、また会えたことが嬉しい。
あの日を境に、会う機会なんてないと思っていたしな……。
それにしても、A……あのときよりも、きれいになったな。
女らしくなった。
あの頃から、オレはあいつが好きだった。
……もし、覚えてるなら……"あのこと"も覚えているのかな……。
イタチが任務へ行っていた日、オレがあいつに
『好きだ』と伝えたことを……。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラビ(プロフ) - ありがとうございます^^頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2013年10月16日 14時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 初めまして凛です。 この小説面白いですね^_^ 更新頑張って下さいね(≧∇≦) 応援しています( ´ ▽ ` )ノ (2013年10月16日 14時) (レス) id: 8c2e773db6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2013年8月27日 23時