No.５【ナルトの気持ち】 ページ5
〈少女の病室〉
ナルト「うーん、まだ目ェ覚ましてねぇ」
サクラ「当たり前じゃない。あんなにひどい傷を負ってたんだから」
だが綱手の手厚い医療忍術を受けた少女の顔色は穏やかだ。
ナルト「それにしてもきれいな顔立ちしてるってばよ」
ナルトは少女の顔を覗きこむ。
少女の肌はまるで雪のように白い。
サクラ「本当ね」
サクラがそう言ったとき
A「ん……」
少女が目を覚ました。
ナルト「お、起きた！」
A「ん……？あなたたちは誰？ここはどこ？」
虚ろな表情でナルトとサクラを見つめる少女。
ナルト「オレはうずまきナルト！んで、ここは木の葉の里の病室だってばよ」
サクラ「わたしは春野サクラ。ねえ、あなたの名前は？」
Aはぼんやりしながら答えた。
A「……A」
ナルト「へえ、Aか！よろしくな！」
サクラ「身体は大丈夫？」
Aはニコリと微笑む。
A「平気だよ」
サクラ「じゃあ、ナルト。わたしが綱手様に伝えてくるわ」
ナルト「おう！」
サクラが病室を後にし、Aはナルトと二人残された。
ナルト「……」
A「……？」
ナルトはじっとAを見つめている。
A「あの……？」
ナルト「あ、え！？」
明らかに動揺した様子。
ナルト「いやー、その……///」
みるみるナルトの頬が赤くなる。
ナルト「……///」
A「？」
しんとした空気が流れる。やがてAが口を開いた。
A「ねえ、わたし……これからどうなるの？」
ナルト「え？」
A「わたし、１３尾の人柱力なの。だから力を抜かれるの？」
ナルトは目を見開いた。
ナルト「"お前も"人柱力なのか！？」
A「"も"？」
ナルト「オレも９尾の人柱力だってばよ」
A「え……」
ナルト「大丈夫だってばよ。オレたちは危害を与えるつもりはないし、尾獣の力も抜かねぇよ」
A「よかった……」
ナルト「！///」
Aの笑顔にナルトは顔が真っ赤になった。
ナルト「(オレってば、どうしたんだ！？
Aと話していると、
ドキドキする……///」
ナルトの心はAに惹かれつつあった。
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ラビ(プロフ) - ありがとうございます＾＾頑張ります(￣^￣)ゞ (2013年10月16日 14時) (
レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 初めまして凛です。 この小説面白いですね^_^ 更新頑張って下さいね（≧∇≦） 応援しています( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年10月16日 14時) (レス) id: 8c2e773db6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2013年8月27日 23時
