Daily Motion 7 【男性声優】

レッツゴーパラダイス ページ7

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そんなわけで穴澤やっと会場に到着。途端に横からAGOが突撃！穴澤！してきた。


宮野)「ちょっと〜〜！Aちゃん社長出勤ですかー？なんなんですかー？」

『わー！すみません宮野さんごめんなさい宮野さん顎が近い！』

宮) 「そこ！？」

『ぎゃあ〜迫りくる宮野さん〜』

宮)「えええ、待って逃げないで！！！」

『宮野さんわたし着替えに行くんで！！！』

宮)「そうなんだ！急がなきゃね！」

『そうじゃなくて！どこまで着いてくるんですか！』

宮)「控え室まで！！」
福山)「地の果てまで！！」

『んぎゃあ！』


突然現れた福山さんにヒィってなった。びっくりした、


宮)「あ！じゅんじゅん！！」

福)「さあマモちゃん、いっしょに行こう、穴澤の着替え(楽園)を見に！」

宮)「ああ、夢のパラダイス！」



わいのわいのと騒ぎながらもしっかり私の後をついてくる二人。ねえほんとなんなの！！！！！と思ったところに

バィィィン！

と鈍い音が。びっくりして振り返れば、痛そうに頭を抱える宮野さんと福山さんの後ろに、にっこり笑いながら今お二人を殴ったらしいバインダーを抱えた人影が。







『や、安元さぁぁぁん！！』

宮/福)「「安元さんズルイ！！！」」



だいすき安元さんの姿が見えた私は、思いっきり安元さんの胸に飛び込むふりをして途中でやめる。…つもりだったんだけど、


『……安元さん？』

寸前で手首を掴まれ、ぎゅっと彼の腕の中に閉じ込められてしまった。
その瞬間、ふわりと安元さんの香りが鼻腔をくすぐる


安)「なぁA、さっき、一緒にバイク乗ってたやつ、だれ？」

耳元で囁かれる言葉が、産毛をくすぐるようでじわりと頬が赤くなる


安)「だれ？あんな奴俺知らないぞ」

少しだけ怒気を含んだようなその声に慌ててシゲルくんの存在を伝えれば、「ふうん」と言ってすっと腕をほどいてくれた。


安)「A、」

『は、はい』


珍しく下の名前を呼ばれて慌てて返事をして安元さんをみればしっかりと目があう。私だって背が大きいほうなのに見下ろされるような格好になって動けない。、すると安元さんはふっといつもの様に笑って


安)「早く着替えてきなさい」

『あ、はい』


一瞬見えた、なんだかいつもと違う安元さんに不規則に鳴る心音をどうしたものかと考えあぐねながら、私は逃げるようにその場を離れた


＊


福)「俺ら全くの空気だったねー」

宮)「ねー」

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