【銀魂】赤い目の女剣士 (ページ50)

今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:72,305 hit

15話ページ50

貴方side

沖田「ほら、早く中に入るぞ」

そう言って、沖田隊長は私の手を掴むと、そのまま屯所の方に歩き出した。それにしても、

貴方「何故あそこで待っていたのですか？」

沖田「おめぇに何かあってからじゃ、おせぇからな」

貴方「今回は短刀を仕込んでいるので大丈夫ですよ」

沖田「そう言うことじゃねぇ」

貴方「？」

分からない。沖田隊長は、何故、ここまでするのか。それに、

近藤「おっ！Aちゃん！おかえり！」

土方「おう、A。帰ったか」

山崎「あっ、お帰りなさい。Aさん」

屯所の中に入った瞬間、すれ違う人達みんな私にそう言ってきた。何故、他の人達は私にここまで構うのか。良く分からない。

銀時《信じる気持ちを持て》

信じる気持ち。私には分からない事ばかりで、どうしたらいいかも、分からない。何が正しいのかも。

沖田「おい」

貴方「？はい」

沖田「どうした。腹でも痛ぇのか？」

貴方「いえ・・・・・・ただ」

沖田「ただ、なんでぃ」

貴方「分からない事ばかりで、どうしたらいいのか、分からなくなって」

沖田「・・・・・・・んなの」

貴方「？」

沖田「これから知っていきゃぁ、いいだろぃ。これからここで、いろんなことを学んでいけば、その内、分からねぇことも、分かるようになっていく」

貴方「・・・・・そうですか」

これから知っていく、か。・・・・・・・少し、考えてみようかな？

━作者から━━━━━━━━━━━━━━━━
続編へ行きたいと思います！
ここまで読んでくださり、ありがとうございます！

ここまで来て、お気に入り登録者が90人越えって言うのには結構驚いてはいますが、内心ちょっと嬉しいです。

続編でも、よろしくお願いします！

あと、新しい小説です(ここまで来てなんですけど)。
良ければどうぞ↓

【刀剣乱舞】刀の付喪神と鞘の付喪神

 【あんスタ】男と女の自分達←【男の自分達と女の自分達】の新しいVersionです

【刀剣乱舞】六振りの新刀剣女士