礼舞も話したい!!! ページ18
茉琴side
今日もハードな部活の時間が終わった
私たちマネージャーもそれなりに汗をかく
コートで練習している人らのためにも私らが支えなくちゃだから
『茉琴、戸締りお願いね。部室の鍵の管理もよろしく』
「はい!任せてくださいA先輩!この茉琴、命に変えても鍵はお守りします!」
『何それ重すぎ』
「ほらほらA先輩!トリオとマジバ行くんでしょ!待たせたらうるさいし早く行ってくださいー!」
A先輩はどうやらあの馬鹿トリオとマジバ行くらしい
『あ、えとじゃあ、ほんとにお願いね?ありがとう。愛生、奏(かなで)、礼舞(れま)もまた明日ね』
「はい!お気をつけて!」
「またなー先輩!」
「さ、さようなら!」
いいな〜私もA先輩とマジバ行きたかったなあ
「なぁ茉琴先輩?」
「お?」
「A先輩ってなんであんなに2年生と仲ええん?」
あー、まあ気になるよね。3年のA先輩があのバカトリオと仲良いのはなんでだろう、って
「私らが1年の時にいろいろあったんだってさ。よくわかんないけど。今度A先輩に聞いてみ?」
「あ、ほな明日聞いてみたろうかな〜」
A先輩と話すきっかけができたからなのかちょっと嬉しそうな奏
--ま、私は知ってるんだけどね--
「あ!ずるいです奏!私もA先輩と話したいのです!抜け駆けはよしてくださる?!」
「礼舞だって先輩と話したいー!!!!」
あ、え、待って待って!?
1年生ってこんな煩かったっけ
A先輩のすごく気持ちがわかる
ごめんねぇA先輩いいいいいいいいいいい
--ブルッ--
『な、何?急に寒気が…』
茉琴side 終わり
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作者名:蛍 | 作成日時:2019年10月18日 20時