41話 ページ41
「なぁ、そろそろだろ」
「んー？……あ、一颯さんの命日？」
愛優と、その弟であり隼人との子供の、颯希と遊んでいた時の事。
隼人が口に出した。
「ねー、一颯さんってだぁれ？」
愛優が私達に聞いてくる。
私達は顔を見合わせて、代表で私が答えた。
「愛優の、本当のお父さんだよ。
ママもパパも、大好きな人なの」
「愛優も大好き〜？」
「愛優も、きっと大好きだな」
「だって、一颯さんの顔を見たら笑ったもん」
「愛優の本当のお父さん、どこにいるの？」
「もう、居ないの。
死んじゃった」
愛優はまだ、その意味をよくわかっていないだろう。
ただ、会えないという事は何となくわかったようだ。
「明日、会いに行こっか」
「会えるの？！」
「ご挨拶、しに行こうね。
愛優、こんなに大きくなったよ、って」
「うんっ！！」
先生、私は幸せです。
先生は、そんな私を見て笑ってくれますか？
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rina - hoshinaさんこれからも頑張れ! (2022年12月7日 23時) (
レス) @page37 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
rina - 小説とても感動した (2022年12月7日 23時) (レス) @page37 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - とても読み入って、泣きそうになりました！！とても面白かったです！感動しました！ (2020年1月26日 13時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
hoshina(プロフ) - akiraikaさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて、ホントに嬉しいです！！これからも頑張ります！！ (2019年6月12日 12時) (レス) id: 8ee6c3887f (このIDを非表示/違反報告)
akiraika(プロフ) - とても素晴らしかったです。一行読む度に涙が出てなかなか読み進められない。本当に素敵なお話でした。これからも頑張ってください。 (2019年6月12日 11時) (レス) id: f2ff021446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hoshina
作成日時：2019年3月15日 12時
