【おそ松さん】アリス捕獲計画。【マフィア松】【完結】

episode…10 ページ12

お昼にはまた警視庁に行ったが今回違うのは時間帯。

車は回してくれなさそうだしなによりお日様がまだ天高く昇っている。どうしたものか。

「アリス怒っちゃったんだよー…。」

とりあえず地下へ行くエレベーターを呼んで待っているとそのうちエレベーターは到着した。

「まあ、アリスが怒ってても大丈夫だって。」

「へえ…、年下だからって舐められたものね。」

開いたエレベーターの中には仕事服のアリスが。

だが仮面の下半分は素顔が見えている。

「わ、アリス美人だね!!」

「…これ、嫌なんですけどね。」

ぞろぞろてエレベーターに乗りながら話す。

顔を近づけながら十四松が話すもんだからアリスは片手で顔を隠しながら答える。

「うっはぁー!!肌白いね!!」

「十四松さん…、ほんと、やめて…。」

「イメチェン??」

「ちがっ!!協力者が…、間違えて生産したの…。」

どうやら、協力者の手違いのようだ。

そのお陰で顔半分を拝めてるわけだけども。

仮面の話でエレベーターを終えていつぞやのように自分の椅子に座る。

すると、アリスはどこかへ。

しばらくして戻ってくると手にはスーツの束がある。

俺達の目の前にスーツ、ホルスター、パスカードが置かれる。

また何処かへ行ったと思うと今度はシャツと靴を持ってくる。

「はい、新人へ先輩がプレゼント!!」

「な、何これ…。」

仕事服に決まってるでしょ、と向かいの椅子に座りながら言う。

「それだけじゃないよ、武器も見繕ったんです。」

きっと気に入るよ、と言われて呆ける。

「おい、仮面剥ぎはこれ。」

扱いが随分と雑になった俺に渡されたのはハンドガンとナイフ。

「…、俺これ??」

「カラ松さんはこれです。」

「無視!?」

「日本刀にマグナム…、扱えるのか…??俺に…。」

そんな感じでチョロ松には槍とアサルトライフル。

一松は一番多かった。

鉤爪、ショットガン、スナイパーライフル。

十四松は一番少なくてトンファーのみ。

トド松はマシンピストルとククリ刀。

「皆さん、特攻も援護もできるようにナイフと銃をセットにしてます。

十四松さんは別ですけど。

早速仕事服で訓練してみましょう。」

「待ってくれアリス!」

「どうしましたカラ松さん。」

「サングラスは…」

「夜に仕事するんですがサングラスいりますか??」

「…サングラス…」

真っ黒スーツ、色シャツ、黒ネクタイ、銀のネクタイピン、黒い革靴、黒い武器。

夜に溶けるような色使い

正義のマフィア 松野家

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今日のお守り。

カラ松のマグナム

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