【文スト】旧双黒にｶﾝｷﾝなるものをされたのですが(^q^)<ｱﾘｶﾞﾀﾔ【ギャグヤンデレ】

第三十六話 ページ44

「こんにちは！お姉さま！」

こ、此れが噂に聞くエリス嬢か。

くそかわ。

『瑠璃で良いですよ。私は三島瑠璃、宜しくお願いします！』

「判ったわ、瑠璃！私はエリス！」

ふわふわのスカァトを翻しはしゃぐエリス嬢。

ぎゃんかわ。

治さんに教え込まれたように辺りをチラッと見回し、逃走経路を見繕う。

此の間真理亜に透視して貰った所、気持ち悪い数の黒服さんがビルヂングを固めてたらしい。

現に、首領室の中に黒服さん五人と外に六人くらいが張ってる。

『いざとなれば異能力かな』

「如何したの？」

『いや、何でもないですよ。何します？』

エリス嬢がにやっと笑う。

「かくれんぼがしたいわ！」

私もにやっと笑う。

『良いんですか？私かくれんぼ結構得意ですよ？』

「遣り甲斐があるわ！リンタロウったら、私が一寸居なくなっただけでチュウヤとかコウヨウとかヒロツとかフル動員した挙げ句戦線構築迄やって私を探すのよ？面白くないわ！」

うわぁ、想像以上にロリコン極めてるよ。

『じゃあ、エリス嬢が隠れてください』

「判ったわ！一分数えて頂戴ね！」

かくして、ロリと詐欺ロリの二人かくれんぼが始まったのである。

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