一日遅れましたが完全復活!第二十話 ページ23
「そう云えば、私瑠璃ちゃんの異能力見たこと無いな」
私が怒鳴りつけたせいでやっとこさ探偵社に行ってくれて挙げ句30分で戻ってきた太宰さんがふと呟いた。
『確かに私も見せたこと無かったですね。基本的に安全な御仕事に従事してましたし』
ふむ、と太宰さんが腕を組んだ。
「一つ見せてはくれないかい?」
『良いですよー。んじゃ、行きます。異能力【英霊の聲】!』
前髪を上げて、包帯をほどく。
すると、私が掲げた右手にぶわっと銀色の光が宿った。
「!」
太宰さんは眼を真ん丸くして驚いている。
可愛いなチクショウ。
ややあって、壁からにゅっと手が生えてきた。
《お久し振りだよぉ☆》
ツインテールの女の子の霊が来た。
襞がたっぷりのフワフワの黒いドレスに、豪奢なヘッドドレス。
ツインテールの金髪は緩く巻かれていて…要するにゴスロリ少女である。
『お久し振り。元気だった?』
《オバケなんだから元気もクソも無いよぉ☆》
此の子、見た目は可愛いのに口が悪いのだ。
「会話も出来るのか…凄いねぇ」
《今日はぁ☆瑠璃様の主な使役霊、真理亜と申しますぅ☆》
真理亜がすっと手を差し出す。
「私が触っても大丈夫かい?」
『はい。私に触らないと効かないので』
太宰さんも手を差し出し、握手。
イケメンですねぇ☆と満足げな真理亜。
ブンブン手を振り回されても爽やかな微笑みを崩さない太宰さんは流石である。
其れにしても、(残念)イケメソと(残念)美少女が一緒に居ると色んな意味で型にハマりすぎて怖い。
『其れじゃ、そろそろおいとま御願いして良い?』
《勿論だよぉ☆真理亜は瑠璃の使役霊だもぉん☆》
『有り難う。清く美しくあれ!』
《じゃぁねぇ☆》
真理亜の姿がかき消えた。
宙を見詰めていた太宰さんが一言。
「………疲れるね」
『判って貰えますか』
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ほっすぃー(プロフ) - 真紅さん» 合ってますww有り難う御座いました!m(__)m (2018年6月30日 21時) (レス) id: c50e6a0d75 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - たまになんかクプラっぽいのがあるなぁーっておもったんですけど合っててよかったです笑 (2018年6月29日 7時) (レス) id: f5ab8da157 (このIDを非表示/違反報告)
ほっすぃー(プロフ) - 真紅さん» 返信遅れて御免なさい!コメント有り難う御座います!そうですね、クプラさん好きですw (2018年6月29日 7時) (レス) id: c50e6a0d75 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - あの、もしかしてなんですけどクプラすきなんですか?小説と関係なくてごめんなさい (2018年6月27日 18時) (レス) id: f5ab8da157 (このIDを非表示/違反報告)
ほっすぃー(プロフ) - アリスさん» 分かります…蟹缶美味です…コメント有り難う御座います! (2018年1月29日 7時) (レス) id: c50e6a0d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほっすぃー | 作者ホームページ:
作成日時:2017年6月9日 7時