花言葉【イナズマイレブン短編】

片思いから【稲森明日人】　月下院 紫月様リクエスト ページ21

Aさんは、アレスの教育プログラムを知っている方です。

稲森side

俺は、Aさんに出会った瞬間、恋に落ちた。

大谷「皆さんが新・雷門の方々ですね！」
A「これからマネージャーを務めさせていただく、上来Aと、大谷つくしです。以後お見知りおきを」

と挨拶をするAさん。腰で切り揃えられた黒い髪に、黒色の瞳。青い眼鏡。
全部が、綺麗だった。

稲森「は、はい！宜しくお願いします！」
A「えぇ、こちらこそ」

眼鏡をくいっとあげて、微笑む彼女。

稲森「はぇー」
A「どうされましたか？」
稲森「い、いえっ！何もっ！」

慌てて、というか狼狽える俺にくすっと笑って「そうですか」というAさん。
綺麗だなぁ…と、思う俺は、重症なんだろうか。


Aside

太陽に選ばれたサッカー小僧…稲森明日人君。
本当に、太陽、という言葉がお似合いの子だった。
彼が居るのなら、このサッカーを、取り戻せるかもしれない。

それにしても、本当に元気な子…円堂君を、思い出す。

A「ふふっ」
大谷「どうしたのー？Aちゃん」
A「いいえ、なんでも」
大谷「いいことあったんだね！」
A「はい。ありました」

誤魔化しているけど、つくしさんは気付いているんだろう。
私が、稲森君に恋をしたということを。


稲森side(急に話が進みます)

…Aさんと出会ってから、結構経った。
今日は、王帝月ノ宮との決勝戦。
これが終わったら、Aさんに、告白しようと思っている。

ピッ、ピッ、ピーッ！！

稲森「勝った、勝ったぞ！やったー！！」
A「おめでとうございます、皆さん」
大谷「凄い！凄いすごい！」
御門「はい…感動しちゃいました…」

思い思いに感想を言う。

稲森「あ！Aさん！後で、ちょっと、いい…ですか」
A「…？えぇ、構いませんが…」

頑張らないと…！
そして、Aさんを連れて、スタジアムの裏に行く。

A「どうしましたか？稲森君」
稲森「Aさん、あの…俺っ！！Aさんに、会った時から、一目惚れで…！付き合って、くれませんかっ…！」
A「ふふっ、そういう事でしたか…えぇ、私で良ければ喜んで」
稲森「えっ！？本当ですか！？」
A「本当ですよ、明日人」
稲森「い、いまっ…！もう一回言ってください！」
A「言いません♪」
稲森「もー！Aさんー！！」

向日葵の花言葉『貴方だけを見つめる』

神様に愛されている【円堂守】　美紅様リクエスト→←救いになるのなら【風丸一郎太】＊

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