Love, danger (ページ5)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,466 hit

5 ページ5

放課後、指定された空き教室に行ってドアを開けると送った本人がもういた

♂「遅い、早く来いよ」

「部活があるくせによく言う」

♂「んな事よりも、とっとと始めようぜ」

力強く腕を引かれ、机の上に押し倒される

そこからはただ本能のままに身体を求められる

この行為に愛なんてない、

快楽を得るだけの行為

♂「楽しませてもらったよ、じゃーな」

行為が終わり、しばらくの間目を閉じる
この時間が何気に好きである

「⋯出よ」

乱れた制服を整えて、空き教室から出ると

原「あら、Aさん」

重たそうな荷物を持っていた原田先生だった

「あ、手伝いますよ」

原「ほんと？ありがとう」

「いえ、妊婦さんに重たい荷物は酷ですからこれぐらいはやらないと」

原「さすが寮長ね、気配りが優れてる」

そんなことを言ってくれるのに
なんて私はつくづく悪い女なんだろう

原「ここでいいよ、ありがとう」

「無理しないでくださいね、お腹の子の為にも」

原「そうするね」

そう笑顔で職員室へ戻る原田先生

一方私は、寮の方へ向かう
その窓からは山田の所属しているサッカー部が走っていた

その近くにあるベンチで座りながらな何かを書いているカリンの姿も見えた