ノイン・レクレシオス〜煌めく希望を取り戻せ〜

第７話 ページ9

明世サイド

翌日、２３時まで私達は咲夜を信じて待っていた。

そして…

明世「タイムリミットになった！ヴォルフ！咲夜！」

ヴォルフ「まぁまぁ、そう焦らさないでよ。約束通り、咲夜ちゃんは解放するさ！でも、忘れないでね。この子の心の闇が消えない限り、僕は存在し続ける。そして、咲夜ちゃんを阻み続けるさ。それじゃね！」

明世「またね…ヴォルフ。」

すると、黒い咲夜から元の咲夜に戻った。

咲夜「...明世、皆。」

倉持「お帰り…咲夜。 (^-^)」

咲夜「ただいま…」

明世「咲夜の苦しみ、分かってあげられなくて、本当にごめんね。もうこれしか、浮かばないや…」

多分、私は今、泣いているだろう。

咲夜「泣くなよ、明世…明世の優しさはちゃんと届いてたぜ。」

御幸「もう大丈夫なんだな？」

咲夜「おう。」

とはいえ、まだ不安なんだよね。

またこんなことが起きたら、次はこうはいかない気がするから。

その後、普通の日常が続いた。

しかし、３日でそれは崩れた。

何故なら…

ヴォルフ「やあ！また乗っ取らせてもらったよ！」

倉持「ヴォルフ！」

明世「…今回は前回のようにはいかないみたいね。」

ヴォルフ「分かっちゃった？」

ヴォルフは不適な笑みを浮かべながら、そう返事した。

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