ノイン・レクレシオス〜煌めく希望を取り戻せ〜

第２６話(最終話) ページ28

倉持サイド

咲夜「...ありがとう。この恩はきっと返すよ。心響の歌姫、神聖の女王」

そう言って咲夜は空を見上げた。

明世「咲夜…」

すると

咲夜「ｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、ちょっと、無理しすぎた、かな...」(ﾌﾗｯ)

倉持「っと！無茶しすぎだっつの」

俺の方に倒れ込んできたお陰で、何とかキャッチできた。

明世「もう！無理しすぎ…(ﾌﾗｯ)」

東条「わっ、と！危なかったー」

倒れそうになった明世を東条がキャッチした。

金丸「今回は2人とも凄かったからな」

沢村「咲夜が1番えげつなかっただろ？！」

春市「明世も明世で中々凄かったよね」

降谷「...僕らは咲夜の事も明世の事もっと知ってあげないといけないね」

倉持「降谷...」

御幸「そっか。降谷も、昔は色々あったんだもんな...」

東条「だからこそ、分かるんだよね」

降谷「僕もみんなに会って変われたんだ。咲夜も、きっと大丈夫」

春市「そうだね！」

沢村「カッケーじゃん！」

金丸「いつもなら突っかかるくせに」

沢村「ちげぇよ！今回は降谷の方が咲夜の事を分かってたから！今回だけだし！」

東条「そうだね」

倉持「(見ろよ。咲夜。お前の仲間は、こんなにもお前を理解しようとしてくれてんだぜ？)」

すると

咲夜「洋一、先輩...」

明世「秀明...」

咲夜・明世「大、好き...」

男子「？！？！」

寝言なのか、起きてるのか分かんねぇけど、そんな言葉が聞こえた。

よく見ると2人とも寝てる。

つまり、寝言らしいんだが...

御幸「お前ら愛されてんねーwww」

倉持「バッ、そんなんじゃねぇし！///」

東条「たまたまですよ！///」

御幸「あれー？2人とも顔が赤いぞー？w」

倉持「うるせっ！///」

東条「そうですよ！///」

金丸・沢村・春市・降谷「(相変わらずー)」

はぁ///。マジでタチ悪い！///

でも、惚れた弱みってやつか、許しちまうんだよなぁ///

そのくらいには俺も咲夜の事が好きなんだよな///

東条を見ると、東条も似たような感じらしい。

東条「彼女には勝てないですね(苦笑)」

倉持「全く。予想の斜め上を行くことしてきやがるからな」

東条「そうですね」

そんな事をいいつつ、大切な彼女を抱き締めた。

これからも、隣にいてくれよ。

そんな思いを込めて。

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