名前呼ばれて彼は捕まった ページ7
女の子の白い腕が妙に艶めかしい動きで十四松の腕を絡めとる。
その刹那、十四松の腕がだらりと下に落ちた。
いつも元気いっぱいに開かれている口はいつの間にか固く閉ざされ、生気のない人形のようになっていた。
トド松がほんの少しあとずさる。
無理もない。目の前の恐ろしい現象が何かすら、理解出来ていないのだから。
少女は品定めをするような目付きでこっちを振り返った。
それは汗が流れ落ちる暑い夏の日であった→←彼が僅かにふらついた
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m - だるまさんが転んだの歌好きです!面白かった! (2017年6月11日 22時) (レス) id: e24fab203a (このIDを非表示/違反報告)
Cz松 - この作品は、おもしろかったです!!私は、弟松好きです。あと「だるまさんがころんだ」の曲も好きです!!!これからもいい作品を書いて頑張ってください! (2016年10月27日 23時) (レス) id: edc0f184c1 (このIDを非表示/違反報告)
鬼子(プロフ) - せみなりさん、ね?作品見るよ〜♪ (2015年6月10日 20時) (レス) id: c3eab9c895 (このIDを非表示/違反報告)
蝉鳴(プロフ) - せみなり だよ〜 (2015年6月10日 19時) (レス) id: 8903d744a4 (このIDを非表示/違反報告)
鬼子(プロフ) - ありがとうございます!あと、名前なんて読みますか? (2015年6月9日 21時) (レス) id: c3eab9c895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅月帝斗 | 作成日時:2016年5月16日 21時