転移？したなら…とことん楽しんでやるぅ！！！【RKRN】

43話 ページ45

久々知は挨拶をしてから教室のある校舎へと走っていった

その姿を眺めながら立花は久々知に言い忘れていたことを思い出したが、さほど気にせずにいた










立花(そういえばAに向かってクナイが飛んできていることを教えたやつは誰なのか聞き忘れたな)




立花(おそらくそいつがAに対して少なくとも敵意が無くなりつつあるのは確かだが)


立花(まぁいい、私も授業へ戻るとするか)


立花も校舎へと向い去って行った



















一方その頃





『遅れて申し訳ありませんでしたー！！！！』


Aは綺麗な土下座を決めていた







？「そんなに遅れていないので大丈夫ですよAさん」




まるでだまし絵のような顔をしている男性はAに気にする事はないと言っている
不思議な顔をしているがとても優しい人なのだろうとAはその時思った







小松田「そうですよ〜そんなに気にしなくて平気ですって〜」


？「逆に小松田くんはもう少し気にして欲しいですけどね！」


まるで漫才をしているかのような雰囲気で小松田さんとの会話が進んでいる
まず私は軽い挨拶をした








『遅れた分頑張るのでこれからよろしくお願いします"吉野先生"！！！改めてここで働かせていただく星野Aです！』






だまし絵のような顔をした吉野先生はよろしくお願いしますと軽く頭を下げて微笑んでくれた

小松田さんもいつの間に私への恐怖心が消えたのか、よろしくね〜とにこにこしている







(もしかしてここは"最高の職場"なのでは？！！)

(現代はブラック企業とか上司からのセクハラとか色々と大変そうなイメージだけど！ここはとんでもなくホワイトな職場な気がする！！)



Aは吉野先生や小松田さんの人柄や、この部屋に漂う雰囲気からここは最高の働き場所だと思った












吉野「ではまず、Aさんは読み書きはできるのでしょうか？」


一人頭の中でガッツポーズを決めていると吉野先生は読み書きができるのか私に尋ねてきた





『えっと、まだここの文字という文字を小松田さんの入門票でしか見た事がなくて実際に読めるか分かりません』



吉野「そうですか、では一旦文字の事は置いておいて算術はできますか？」


『算術ってどのくらいの計算ですか？』



吉野「なるほど、仕事の前にまずAくんの出来ることは何か調べるところから始めましょう」





(吉野先生に申し訳なさすぎる！！！ほんとにすみません！)

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