42話 ページ44
Aが去ってすぐのこと
立花「久々知」
久々知「ﾊｲ。」
立花仙蔵に名を呼ばれた瞬間久々知兵助はまたもや青ざめた
先程までの久々知のテンションの差が明らかに下がったのを立花は感じ取った
立花「なぜそんなにも距離を取る、別に怒りはしないぞ」
久々知「あっ、そうですか。では何のご要件で…」
立花(なぜ敬語)
久々知兵助は立花仙蔵の怒らないという言葉を全く信用していなかったため、いつもよりだいぶ畏まった返事をしてしまった
久々知("今は"怒らないだけで絶対後でなにか言われる！！)
立花「はぁ〜まぁいい、それより他の生徒の事についてだ」
久々知「他の生徒？がなんでしょう」
久々知は立花の話しの意図が全く分からず首を傾げた
立花「もっと細かく言うと他の"上級生"の事だがおそらく今夜、毎回天女が来る度に行っていた上級生だけの集会をやるだろう」
久々知は立花に言われるまで集会のことなど頭から抜けていた
Aはすでに久々知にとって信頼のできる人となっており、警戒と今後の天女の動きについて話し合う"上級生だけの集会"をやるなどと思ってもいなかったのだ
久々知(よくよく考えればまだ他の人達はAの事を警戒している…)
立花「集会で必ずAの今後のことについて話すだろう。下手したら天に返そうとする意見や輩が出てくる」
久々知「そんな！！！」
立花「何もそんなに驚く事でもない、天女が来た時はだいたいいつもこんな風だろ？私たちが今回稀なだけだ」
久々知(立花先輩の言う通りだと分かっているけど…Aを前と同じ天女だと思って欲しくはないな…)
立花仙蔵は先程よりも真剣な声で話し始めた
立花「私はAを天に返す気などさらさら無い、久々知もそうだろう？
だから今回私達は"天女の行動を見てから天に返すか決める"
という意見を決定的にしなければならない」
立花「かと言って最初からAを信頼している感じを出しすぎると、前の天女の時と同じように操られているとでも思われてしまう」
立花「だからあからさまに出さず"今回は平気かもしれない"風を装って話しを進めていこう。
そして天に返すのでは無く、行動を監視する方向へと話しを持っていく。この作戦でいこうと思うがどうだ？」
久々知「いいと思います！！」
立花「では、今夜の集会の時は私の意見に上手く乗っかるよう頼んだ」
久々知「わかりました！では、また夜に」
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meika 0609(プロフ) - 初コメ失礼します！身長設定リアルの私と一緒でびっくりしましたwいっきよみしました！面白かったです！ (7月29日 17時) (
レス) @page2 id: 79d50bf494 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - シオンchannel☆さん» 一気読みお疲れ様です！更新がだいぶ遅れてしまいすみませんでした。更新ペースあげて行きますので、これからもお付き合い頂ければ嬉しいです！！！コメントありがとうございます！凄く励みになります！！！ (2022年9月29日 20時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
シオンchannel☆ - シオンchannel☆です!!一気に読んだよー!!!!夢主さんのポジティブさが面白いです！(*´ω｀*)夢主ちゃん最&高ですねwww更新するスピードは､フラッペさん？のペースで良きです♪(*´∇｀*)続き待ってます。("⌒∇⌒") (2022年9月14日 20時) (レス) @page3 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - フラッペさん» あ、、作者さんのペースね全然大丈夫ですよ(ﾟoﾟ;; (2022年8月28日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - あいさん» 最近更新するペースが遅くなってすみません！！！だんだんと更新ペースをあげていきますので少々お待ち下さい！！！ (2022年8月28日 22時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラッペ | 作成日時：2022年7月28日 21時
