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小さな音から ページ4
Aside
3階に上がると、ちょうど予鈴がなり、教室入ると、私達は座席表を見て自分たちの席へ座った。
残念だが、朋花とは席が遠かった。
特にすることもないので朋花を見ていると、朋花は早速、隣や、後ろの人達に話しかけ、仲良くなっていた。
だが、私は自分で人に話しかけた覚えはない。
中学の時は朋花に、べったりだったし、朋花意外に友達を作ろうとも思わなかった。
私の隣の人をちらっと見る。
うわぁ…話しかけやすそうな子なら頑張って話し掛けてみようかなと思ったが、なんか男子だし、マスクしてるし、とてもじゃないけど無理……
なんで角の席なんだよと思った。右にはマスクの男子が、前には楽しく喋っている女子がいる。
きっとこのままずっと朋花に頼りっぱなしなんだろうなぁ。そんなことを思いながら、チャイムの音を聞いた。
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大きくため息をついた。疲れた。楽しいと思っていた学園生活が初日からこんなに思い悩むなんて…。今日が半日までで良かった。もう帰れる。
そう思って、朋花の方を見る。
朋花も視線に気づいたのか、こちらへやって来る。可愛い。
「A〜!!あのさ、今日一緒に帰れない!ごめ!」
『え?どうして、』
「今日仲良くなった子と、一緒に帰るの!ごめ〜ん」
友達が待っていると言った朋花は、早くしてというようにチラッとその友達の方を見る。早く答えないとな。
『そっか、うん!じゃ、バイバイ』
「ありがととと!ば〜い!」
スキップしなが、朋花は友達と一緒に階段を降りていく。はぁ。
明日は一緒に帰ってくれるのだろうか。明日は私もあの中に入っているのだろうか。
少し、朋花に距離を感じて、また大きなため息をついた。
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猫(プロフ) - 私は待ってますよ!! (2020年12月14日 0時) (レス) id: f6b1fd4935 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 続きは出さないんですか?? (2020年12月14日 0時) (レス) id: f6b1fd4935 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 最高です!! 続き待ってます! (2019年11月20日 23時) (レス) id: 5cebca09c0 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 続き楽しみにしてます!本当に大好きです!! (2019年8月17日 13時) (レス) id: 91adf27aab (このIDを非表示/違反報告)
Re(あーる)(プロフ) - あぁ〜!めっちゃ好きです!続き楽しみにしてます! (2019年8月9日 22時) (レス) id: e1df8226ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほのぴん。 x他1人 | 作成日時:2019年3月30日 18時