裏切りと幸せは対にならない (ページ2)

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嘘に嘘ページ2

朋花side

ぽかんとしているAを横目に私は王子様達を目で追う。はぁ…かっこよ。

私がこの学園に入ろうとしたのは、御三方を拝む他にない！Aと一緒に連日受験勉強に励んだ末に見事受かることが出来た。もちろんとても嬉しかった。

Aには進路のためと嘘をついてしまったが、結果はオーライ。これから充実した毎日が過ごせるはず！！

そんなことを思っていると、Aが心配そうに見てくる。Aはしっかり者で、内気だ。そんな所がたまにウザイ。

さらにウザイのがそのルックス。とてもじゃないけど勝てない。長いまつ毛に、真っ白な肌、目はとても大きいし、スタイルだっていい。もっと食えよ！

Aが自分のルックスの良さに気づいていないのもまた謎。

『行こっか、そろそろチャイムなっちゃいそう』

｢そうだねっ！行こ行こ～！｣

『1年生は3階だっけ、』

｢あ！ここ、案内図あるよ！｣

『じゃあ、行こっ！』

廊下をまがり、階段を登っていると、上から門の方で聞いたことのあるような声が聞こえてきた。ま、まさかっ！

そこには、階段を降りてくる、御三方の姿があった。Aは明らかに嫌そうな顔をしているが、私はそんなことどうでもよかった。階段ですれ違えるとは！！ラッキーだー！

だが、相手は御三方、さらに、後ろは女子でいっぱい。階段の端に寄るしかなかったけど、めっちゃ至近距離で見れた！！やったぁ！！

『う、うるさかったね』

｢そうかな??｣

A…こいつ御三方がおられたというのに存在無視か?!ふっ、新しいクラスになったら友達増やさないとなぁ。

そのとき、Aがメモ帳に何かを書くのが見えた。どうでもいいから内容は覚えていない。

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朋花、こやつやばいやつだな。
こんにちは、作者のほのぴん。です

ちなみに御三方はこうなっております。(敬称略)

相川真冬→まふまふ

一ノ瀬彼方→そらる

天宮聖太→あまつき

いつになったら御三方との絡みが出来るのでしょう…
気長にお待ちください。