闇AUの新メンバー！8

甘えたい ページ5

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ﾎﾗ「フリスク、か…」


名前を教えると、皆不安そうで難しいといった顔
つきに変わった。


『どうしたの、何かあった…？』

ﾏﾀﾞ「いや、特にこれと言ったことはない。けど、そのフリスクが…」

『気になるの？だったら明日一緒に行く？』

ｷﾗ「いいの！？」


ガタッと椅子から立ち上がり、ズイっと顔を近づかせてくる。


『うん、いいよ？…あー、でも約束してほしいことがあるかな』

ｴﾗ「約束してほしいこと？なんだ？」

『まず1つ目が、住民達を傷つけたり怖がらせたり
しないこと。2つ目はバラバラに行動しないこと。
それから3つ目お父さんに喧嘩を売らないこと！』

ｸﾛ「な、なるほど……善処します！」


クロスは行く気満々さを隠さず、グッと拳を握り締める。


『他の皆も、OK？』

ｷﾗ「もちろんだよ！」

ｴﾗ「頑張ってはみる」

ﾎﾗ「これでAといれる時間が増えるからな！」

ﾏﾀﾞ「ホラーに共感だ」

ﾅｲ「まぁ、いいさ」


少し疑わしい返事もあったが、約束を守ってくれると信じよう。


『これで決まりだね！』


明日ナイトメア達と一緒にfreedomtaelへ行くと
決め、夜食を再び食べ完食した。

皿洗いも済ませ、私は風呂に入っている。

包帯を外してシャワーを浴びているが、やっぱ
ヒリヒリと痛むな…。

シャワーを止めて、鏡に映る自分の右肩を見るが、
改めて見ると痛々しかった。

実際に痛いのだが…

これ以上あまり痛みを感じるのは避けたく、そのまま私は風呂を上がった。

濡れた体や髪をタオルで拭き取り、パジャマを着る。

ドライヤーを持って、リビングへと向かう。

何故ドライヤーを持ち歩いたかと言うと……


『皆〜上がったよ〜。それと誰でもいいから私の
髪を乾かしてくれるスケルトンいませんか？』


そう、ただ単純に髪を乾かしてほしかった。

ドリームに髪を乾かしてもらった時みたいに…

本当はちょっと甘えたいというのが理由だ。

どうだろうか…


ｸﾛ「それなら、俺が乾かしm」

ﾏﾀﾞ「いや、俺が乾かしてやる！」

ｷﾗ「幻聴野郎はダメ！僕が乾かしてあげるの！」

ｴﾗ「いいや俺だ！」

ﾎﾗ「お前だとドライヤーがバグっちまいそうだから
やめとけ！俺が乾かしてやるから！」

ﾅｲ「お前なんざがドライヤーの使い方なんかわかるのか？」


乾かしてやるのは自分だと譲らない言い合いが
始まり、ギャーギャーと騒ぐ。

……どうやら誰でもいいと言ったのが間違いだった
みたいだ。



















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