闇AUの新メンバー！8 (ページ32)

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寿命ページ32

*

先程来た研究室に戻り、お父さん達は研究を始めていて私達はそれを見学している。

…のだが、私は数ある薬に注目していた。

『おー……あの薬、一体どんな味するんだろ』

そうポツリと言葉を零す。

ﾅｲ「そこは何の効果があるのかじゃねぇのかよ」

『ごめん、味の方が気になっちゃった』

ﾎﾗ「気持ちは分からなくもない！」

ｷﾗ「僕も味の方が気になるかな〜」

［お前らなんちゅー会話してたんだ…。］

闇AU「薬の味の方が気になるかの会話」

[それは分かってんだよ！]

なめてんのかと言ってロンリーはちょっと不快そうな顔をする。

全くなめてはいない。そのまま伝えただけ。←

『ねぇねぇロンリー、あれはなんの研究なの？』

[さぁ？なんだろうな]

『えっ知らないの！？』

[冗談だ。あれはお前に使用した寿命の薬をもう1つ作り出そうとしてるんだよ]

『寿命の薬？それって…』

ｸﾛ「ちょっと待ってください！Aに使用したってどういうことですか？」

クロスは私より先にロンリーに尋ねる。

『ああ、そっか。そういえばクロス達に私の寿命の事話してなかったよね？』

[人間とモンスターの寿命は異なるからな。あまり早くいなくなってほしくないってことで伸ばしたんだ]

もちろんキャラもな？と付け足す。

ｴﾗ「その寿命とやらはどれくらい伸ばしたんだ？」

『えっとたしか〜…短くて400で、長くて500かな』

[一般の人間は80から100くらいだから、結構伸ばしたな]

ｸﾛ「なるほど、どうりで(XキャラとXフリスクが)老いるのが早いと思ったものです」

ﾎﾗ「そこは成長が早いって言ってやれよ」

クロスの言葉を拾うホラー。

でもまぁ、モンスターの君達からしたらそりゃあ短く見えるんだろうな…

ﾅｲ「それで、あの寿命の薬はまた誰かに使うのか」

[もちろんだ]

ｷﾗ「誰に使うの？」

[考えれば分かるだろ？フリスクに使うんだよ]

そう教えると、ナイトメア達は驚きの声を出す。

ﾏﾀﾞ「ア、アイツの寿命も伸ばしちまうのかよ」

[まぁな……アイツには要らないと思うが]

『ん？なんか言った？』

[いんや、なにも。ってわけで私は研究に戻る]

お父さん達のとこへ向かいながら、ロンリーは
ひらひらと手を振る。

急に話を終わらせたことを疑うが、私は止めるなんてことはしなかった。

*