闇AUの新メンバー！7 (ページ8)

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反省ページ8

*

城を出て、アジトのリビングに繋がるポータルを
足元に開き、ジャンプをして通り抜けた。

跪くように着地して、前から視線を感じ上を見上げる。

するとそこには……

ﾅｲ「お前、どこに行ってたんだ。」

シアン色の瞳でギロリと私を睨み見下ろすナイトメアがいた。

そのナイトメアの後ろにキラー達がいる。

『……freedomtaelに行ってた、人間の子供が
落ちてきたって聞いて』

私は正直に話す。

嘘をついたって思考を読まれて気づかれるだけ。

そうなるくらいなら最初から正直に話した方がマシだ。

ﾅｲ「本当に、それだけか？」

『そう、これだけ……ううん、それよりも……』

私はもう片方の膝と手、そして頭を床につける。

『勝手にアジトを飛び出して、ごめんなさい。』

ｸﾛ「へ…っ！？」

ﾏﾀﾞ「A…！」

ｷﾗ「な、なんでAちゃん！

急に土下座なんてするの！？」

キラーが言った通り、私はナイトメアの前で土下座をしている。

皆はさすがに私が土下座をするとは思ってなかった
のか､非常に驚いている。

ナイトメア以外は、だけど…

ﾅｲ「……ちゃんと反省してるようで結構なことだ。
だが土下座しとけば許してもらえるわけじゃないってお前自身わかってるんだろ？」

『うん…』

顔を俯かせてしまう。

おかしいな。

これだけで許してもらえないって、分かってたのに…

なんでだろ、胸が少し苦しいや。

ｴﾗ「お前、Aに何すんだよ…？暴力とかやめろよ！？」

ﾅｲ「んなことするわけないだろ、ただ明日まで自室で反省してもらうだけだ」

ﾎﾗ「い、今からか…？」

ﾅｲ「当然だ。」

ｷﾗ「ベ、別に部屋に閉じこもらせなくたっていい
じゃん！こんなにも反省してるんだよ？！」

ﾅｲ「どれだけ反省してようが勝手に飛び出したもんは飛び出したんだ、その事に変わりはないだろ」

甘いだけじゃ好きになんてなってもらえねぇんだぞ
とキラー達にとっては正論を言っているナイトメア。

喧嘩が起こられても困る、早く私は自室に行こう。

私は土下座をするのをやめて、立ち上がる。

『もういいよ、大丈夫、私が悪かったからいいの。庇ってくれてありがとう、私もう自室に行くね。』

ﾎﾗ「待ってくれ！お、俺…まだAの飯を…」

ﾅｲ「この菓子で我慢しとけ」

ｷﾗ「それ僕のチョコー！！」

どんどん騒がしくなっているが、私は構わず自室に戻った。

皆に悪いことしたな…

……もう寝よ。

*