闇AUの新メンバー！7 (ページ34)

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手当ページ34

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とりあえずとサンズの家に移動し、小型の救急箱を借りてロンリーが私の肩の怪我を手当をすることになった。

だけどまだまだ小さいパピルスもいるので、キャラとアズ、サンズが面倒を見るんだらしい。

意外と面倒見がいいので、一安心できる。

私も傷直しを頑張ろう。

でもまずは肩に刺さっている酒の瓶の欠片を抜かなきゃいけない。

ロンリーは欠片を抜く気満々でピンセットを持っている。

なんでだろ、ピンセットを持ってるだけで怖く見える。

[いいか、抜くぞ？]

『全然ダメ待って本当にストップストップ！』

[待ってもいいが、痛いままなのは嫌じゃないのか]

『ウッ…それは…』

[…動くなよ、私もできるだけ痛くないように抜く]

ロンリーは慎重に欠片をピンセットで掴み、抜いてみせた。

痛くて叫んでしまいそうだったが、何とか耐える。

『はっ……はぁ……い、痛かった…』

[我慢できて偉いな、あと5本抜かなきゃだが]

『あ、あと5本って……気が落ちるな…』

[そう言うなよ、あともうちょっとだから頑張れ]

いつもより優しい声で応援される。

まぁまぁ頑張ろう。

[次二本目、抜くぞ]

『お手柔らかにね…？』

「善処する」

そう返事をして、ロンリーは二本目をピンセットで
欠片を掴みそっと抜く。

1本目よりはマシになった気がする…

次は事前には言わずロンリーは三本目、四本目と
欠片を抜いた。

『痛っ！急に黙って抜くじゃん…』

[すまん、もういいかと思って]

嘘が感じない返事が返ってくる。

全部抜けれたから全然いいけどさ。

[欠片も抜き終わったことだし、消毒するぞ]

『えぇ、消毒も痛そうだなぁ』

[慣れっこなくせに]

『一応ロンリーもね』

[言われてみればそうだな、私はお前の1部だし]

笑い混じりに言って、肩に消毒を塗り包帯を丁寧に
巻いてキュッと結ぶ。

[ほれ、手当終わったぞ]

『もう？早いね』

[早くていいんだよ]

救急箱の道具を片付け、ロンリーは立ち上がる。

[探すんだろ？フリスクを]

『！…うん、ロンリーも手伝ってくれる？』

[当たり前だ、サンズ達も道ずれで一緒にフリスクを探しに行くぞ]

『了解！』

手当は終わり、ロンリー達と一緒にフリスクを探しに行くことに決まった。

6人で探せばすぐ見つかるだろう。

絶対に見つけ出そう、フリスクを…

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