闇AUの新メンバー！7 (ページ15)

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食いしん坊の起こし方ページ15

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キッチンに着いて、早々にエプロンを着て朝食を作る準備をする。

何を作るかはまだ決まっていず、キラーに聞いてみる。

『キラー、朝食なにがいい？』

ｷﾗ「チョコ！」

『ん？』

ｷﾗ「冗談だよ！だから圧かけないで！？」

『ふふ、私も冗談だよ、でも真面目に答えてね』

ｷﾗ「うーん……パン、とかは？」

『いいね、ジャムとかつけて食べよっか』

食パンと冷蔵庫からジャムとマーガリンを取り出す。

ジャムとマーガリンは机に置いて、食パンが入っている袋の入口を開けて食パンを取る。

電子レンジの扉を開けて、食パンを2枚入れる。

扉を閉め、タイマーをセットしてスイッチを押す。

『待ってる間どうしよう……他の皆を起こしてこようかな』

ｷﾗ「なら僕もいくよ！」

『ありがとう、でも喧嘩したらダメだよ？』

ｷﾗ「どうかなぁ〜？」

約束を守ってくれるかも分からないような返事をして、ギュッと私にバックハグをする。

私の彼女なのだろうかと半分冗談で思惑し、そのまま私はキラーを連れて皆を起こしに2階へと階段を
上がった。

『誰から起こそう…』

ｷﾗ「ホラーからでいいんじゃない？今頃お腹空かしてそうだし」

『想像つくよ、じゃあ最初に起こすのはホラーに
しようか』

最初に起こすのはホラーに決定し、ホラーの部屋へと移動する。

本人はまだ寝てるようだ。

私は優しくホラーの体を揺らして起こす。

『ホラー、朝だよ起きて！』

ﾎﾗ「ん……飯……」

『あれ、起きないや』

ｷﾗ「違うよAちゃん、ホラーの起こし方はこうするんだよ」

キラーはホラーの起こし方を知ってるようで、私を
バックハグしたまま眠っているホラーに話しかける。

ｷﾗ「おーいホラー、Aちゃんが作ったご飯だよ〜」

ﾎﾗ「Aの飯！？」

バッとすごい早さで上半身を起こすホラー。

『すごい、起きた…』

ｷﾗ「でしょ？」

ﾎﾗ「め、飯は…？」

『作ってる途中だよ、だからリビングで待っててね』

ﾎﾗ「そうなのか、分かった待ってる」

ホラーはベッドから降りて、リビングに向かった。

あとはエラーとマーダーか。

ｷﾗ「次はエラーにしよー？」

『ん？そうする？』

ｷﾗ「うん！」

元気よく返事をして、キラーは私を急き立てエラーの部屋に向かう。

エラーにした理由は特にないんだろうが、マーダーを起こすのが嫌っていう理由があるんじゃないかと密かに思う。

君とマーダーって、仲悪いもんね。

*