闇AUの新メンバー！3

かくれんぼ ページ45

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『インクさん、ドリームさん……本当にもう帰るの？』

ｲﾝ「うん。忘れているから分からないかもだけど、君の仲間達にこの事を話そうかなって思って…」

ﾄﾞﾘ「きっと彼ら怒るだろうね、あはは…」


私、仲間なんて居たんだ！？

へぇ……きっと、愉快な仲間たち♪みたいな感じのグループなんだろうなぁ〜！

確かに、私が……記憶喪失？になちゃったことを早く教えなきゃ怒られちゃうかもね。


『そっか……またいつでも来てね！』

ｲﾝ「うん、そうするよ！」

ﾄﾞﾘ「またね、Aちゃん！」

『バイバイ！』


地面に塗られたインクの中に入って、ドリームさん達は帰っていった。

一息して、ロンリー達の元へと帰る。


fｷｬ「A姉さん、この脳筋女泊まるんだってぇ…」

[年下のくせにいつも脳筋とか呼びやがって、失礼だなお前は]

『まぁまぁ、泊まらせてくれるだけ優しい我が弟でしょ？』

[生意気なシスコンだけどな]

『もう、失礼だなぁ……あ、そういえばトリエルさんとアズゴアさんは？』

fｱｽﾞ「父さんと母さんなら、ガスター博士と話に行くって言ってたよ！」

[そのついでに買い物も済ませるから、夜には帰ってくるって言ってたな]

『なるほど！じゃあそれまで遊ぼっか！』

[遊ぶって、なにするんだよ？]

『うーん……かくれんぼとか？』

[お前、本当に17かよ…]


年齢を疑ってくるロンリーに、私は頬を膨らます。

本当に17歳だもん！まだ子供だもん！！


fｷｬ「A姉さんがしたいなら、僕はなんでもいいけどね」

『じゃあかくれんぼね！！』

[即答かよ]

『だってしたいもん』

fｱｽﾞ「それじゃあ、誰が鬼をする？」

『私が鬼をするよ！皆は隠れてね！』


皆に背を向けて、手で目を隠して20秒数える。


『いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお………』


私が数える声と、ドタドタと急いでる足音だけが部屋中に響く。

20秒数え終えて、もういーかいと大きな声で言う。するとどこからか、もういーよーと声が聞こえた。

目を隠すのをやめて、3人を探しに部屋を歩く。

どこにいるのかなー？とわざと声に出しながら…。

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