闇AUの新メンバー！9 (ページ29)

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隠れ場所？？？side ページ29

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？？？side

?「はぁ、危なかった……。まったく、まさか守護者が来るだなんて思わなかった」

危険な場から逃れ、"私とあの方の隠れ場所"へと
戻ってきた。

まぁ、本当はここは誰かの世界らしいけど。

?「でも悔しいなぁ……なんか守護者に負けた感じ！
目的を達成した後絶対殺してやる！」

「おい、あまり騒がしくするんじゃない。誰かに
バレたらどうする？そしたらお前のせいだぞ」

背後から話しかけられ、バッと振り返ればあの方が
お戻りになられていた。

?「！……なんだ、貴方様でしたか。ごめんなさい
騒いでしまって……今は罰を下すのは許していただけ
ませんでしょうか？」

「ふん……まぁいい、私も今疲れてるんだ。今回は
目を瞑ってやる」

?「ありがとうございます。貴方様の心の広さに
感謝いたします。そして……こうして、私を生かして
くださっていることも。」

これだけでも、なにより感謝をしなければ。

いつか"殺される"……そんな日がくるまで。

「よく分かってるじゃないか。でもまぁ、今夜失敗をしたことは今日中に罰を与えてやるから、お前は
苦痛に耐える覚悟をしておけ」

?「！？………わ、かりました…」

「よろしい。さて、私はまた出かける。見張りを
ちゃんとしろよ」

?「お任せ下さい」

私を鋭く睨んだ後、この世界をまた出ていった。

それを見送った私は、何故か涙を流していた。

ああ、きっと罰を与えられるのが怖いんだ…。

？「っ……泣いても、仕方ないんだ。失敗をした私が悪いから、あの方は私に躾をしてくれてるだけで…」

私が失敗した分だけの、躾られた痣だらけの左腕を
痛いくらいに強く握る。

?「絶対……絶対次こそ！自由で平和に満ち溢れた
あの世界を壊して、あの白髪の子供を殺してアイツをあの方と対面させて殺してもらったら……

そしたら、私を愛してくれるよね？"お母さん"！」

殴られたり蹴られたり、罵られるのはもうごめんだ！

愛してもらうためにも…

私は、役に立たなきゃ…！

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