25話 ページ28
浦島坂田船side
「A！気づけ！！おれはここにいるから！」
『志麻？』
「A！！」
『志麻？！志麻！起きて志麻！起きて！』
Aが泣き叫ぶ声に俺たちは何もすることができない
『いかないで！』
「くそっ！！なんでなんにもできないんだよっ！！！！」
こんなに叫んでも
「A！！」
どんなに名前を呼んでも
『し、志麻ぁ！』
なにもできなかった
なんでだよ
助けられないのか＿＿っ！
「うっ！」
一瞬光に包まれたと思った
目を開けると
もとにいた場所に立っていた
「は、早く戻るぞ！」
ガチャ 「A！！」
A「っは、はぁはぁはぁっ ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ はぁ、はぁ、はぁ… し、ま しま志麻？志麻！志麻！志麻！志麻！」
Aの部屋から荒い声が聞こえてくる
叫びながら
「A！大丈夫俺、ここにいるから！ちゃんといるから！！」
夢だとわかって安心したのか
それともまだ恐怖で震えているのか
目には恐怖が映っているようにみえた
〜Aside〜
気が付いたら視界には天井
さっきのは、夢？志麻が、志麻が…！
4人ともいない
「ほんとにいなくなったら＿＿＿私にせいだ！」
「うっ、はぁっはぁっはぁぁ＿＿っ 」
ガチャ。
『A！！』
志麻？ 声が、声が震えてて出てこない！
「し、ま？志麻？志麻！志麻！志麻！」
精一杯の声を出して玄関に行こうとするけどやっぱり力が入らない！
志『大丈夫俺、ここにいるから！ちゃんといるから！！」
本物だ
「志麻、志麻！ごめ、んなさいっ！ 志麻が、かばってくれて 血がっ！志麻死んじゃってもう、起きないかと思って」
「大丈夫！大丈夫だから！何も言わなくていい！俺たちはお前が無事でよかった。」
「A今は休め」
「でもっでも！また あんなの夢でも見たくない！！！」
「A… 大丈夫だよ 俺たちが隣にいるから。怖いなら手を握ってるよ。」
「そうですね！手を握ったら何も怖くないですし！」
「またあんな、夢みたら…」
「そんときは４人で助けに行く！絶対な？」
「＿っｸﾞｽﾝ ありがと」
疲れ切って私は目を閉じた。
そのあとは夢は見なくて、朝起きたら力ずよく手を握ってくれてた４人が寝ていた
『助けに行く！絶対な？』
４人がいなくなったらどうなるのか考えた。
やっぱりまた１人ボッチの世界にいくのだろうか…
「負けちゃだめだね。」
そう自分に言い聞かせた。
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卯月(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます！ 次も頑張ります！！ (2017年1月9日 13時) (
レス) id: 88494dbcd6 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - とても面白いです!!これからも頑張って下さい(*｀ω´*)ﾄﾞﾔｯ (2017年1月9日 0時) (レス) id: b879c51270 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - いつも見てくださる方 そして初見の方々、いつもありがとうございます (2017年1月8日 17時) (レス) id: 24f8607bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月 | 作成日時：2017年1月2日 23時
