《NARUTO》 闇に囚われる少女 〜うちは一族と私〜(番外編)

鎖少女33〜里案内〜 ページ34

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サスケ「じゃあ、行ってきまーす！」


A「行ってくる…」


ミコト「気をつけてね。変な人について行ったらダメよ！」


イタチ「ちゃんと守れよ？サスケ」


サスケ「なっ///う、うるさいよ兄さん！行ってきます！」


Aの手を引っ張り猛ダッシュするサスケ


ーーー


サスケ「はぁ…はぁ…」


A「大丈夫か？」


あれから少し離れた商店街(？)についた二人…。サスケは大量の汗をかき、呼吸を荒くしていた


心配(？)して顔を覗き込むA


サスケ「だ、大丈夫…」


A「そうか…じゃあ早く案内しろ」


サスケ「え！？」


優しさの微塵もない一言に唖然とする。さっき大丈夫だと言っていたではないか。と呆れたように言う。


サスケ「そ、それはそうだけど…」


A「休ませて欲しいなら休ませてくれって言えばいいのに…」


サスケ「じゃあ！！」


バッと顔を上げキラキラした目で見てくる。


A「ああ…いいよ…って、言うわけないだろ？」


真顔でそう答えた。


A「たかがこれしきの距離で息を乱してどうする…体力がなさすぎだ…お前は［技］を磨く前にまずは［体力］をつけろ…」


サスケ「え…」


たかがこれしきの距離と言っても大の大人が全力疾走して息を少し乱すくらいの距離だ。それを小さい体…子供の体ではその倍、負担がかかる。それを息を少しも乱さず平然としているA…。


サスケ「体力ありすぎでしょ！！」


A「そうか？普通だと思うが…」


サスケ「……」


新たな謎が増えた瞬間だった…

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