鎖少女28 ページ29
ミコト「どうしてそういうことを先に言わないの?」
A「言ったところで何も変わらない…本当はこんな風に喋ったり、動いたりしたらダメだから…こんな暖かいご飯を食べたのは久しぶりだ」
全「「「「………」」」」
A「それだけで私は十分満足している…使えないなら使えるようにする…食えないのなら食えるようにするまでだ…」
食べ物に箸を突き刺し、食べたのだが…
A「うっ…」
すぐに手を口に当ててしまった…
ミコト「イタチ!サスケ!袋とバケツを早く持ってきて!!
あなたは水を!!」
イタチ「分かった…サスケ、行くぞ!」
サスケ「うん!」
フガク「………」
ー『バタバタ…』
慌ただしい音が家中を駆け巡る…
ーーー
その後、食べたものを全て吐いたAはひとまず布団に横になっていた…
男子たちは夕食を食べ終え、各自好きなことをしていた…
ー『スー』
襖が静かに開いた…
そのままAに近づき枕元に座った…
ミコト「少し…落ち着いたかしら?」
Aの頭を撫でながら言った。
A「『コクリ』」
小さく頷いた…
その手を払ったりはしなかった…
ミコト「どうしてあんな無茶をしたの?」
A「……から…」
ミコト「ん?」
A「また…一人になると思ったからだ…///」
言い終わると布団の中に潜ってしまった…
ミコト「(態度を大きくしてもまだまだ子供ね)フフ」
小さく笑った…
ミコト「そーだ!おかゆを作ってきたんだけど食べれるかしら?」
布団の中から出るとコクンと頷いた…
A「形がないものなら大丈夫…でも、多くは食べれない…(ボソ」
ミコトはため息をつきAの頬を軽く引っ張った…
A「なひをしゅる!」 (何をする!)
いきなり過ぎてびっくりしたA…
ミコト「もう一度良く聞きなさい…あなたはもう私たちの家族なの…無用な遠慮は要らないわ」
頬から手を放す…
ミコト「それに、言ってくれた方がAちゃんのことがよく分かるし、もっと甘えてもいいのよ?」
頭を優しく撫でる…
A「甘え方なんて…もう忘れた…」
ー『パシッ』
ミコト「!」
この時始めて、ミコトの手を払った…
まるで自分の心を閉ざすかの行為だった…
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瑠乱 - 妖怪ウォッチの小説を書いたよ! なんかすんごい駄作を評価してるの (2014年10月29日 17時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
暁ノ八咫烏 - 十六夜さん» いっそのこと作っちゃえw← 東京喰種はいろんな意味でヤバいよね(≧▽≦) それに僕、ウタさんと誕生日・血液型・趣味が全て一緒でびっくりしたwwそしてとてつもなく嬉しかった← (2014年10月26日 22時) (レス) id: b315ffedda (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱 - ウィードと妖怪ウォッチと地獄先生ぬーべーとナルトと歌い手なら知ってる (2014年10月26日 15時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - 暁ノ八咫烏さん» 出て欲しいよね!?いっそのこと想像で作ろうかなwww.東京喰種は漫画全巻持ってるぜ(≧∇≦)少しグロいけどそこがいい!! (2014年10月26日 9時) (レス) id: 02ce9c0c54 (このIDを非表示/違反報告)
暁ノ八咫烏 - 妖怪ウォッチか~ww 僕は最近、東京喰種にはまり始めてるよ(*゚▽゚) もちろんNARUTOも大好きだけどね(≧∀≦) (2014年10月25日 23時) (レス) id: b315ffedda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜 | 作成日時:2014年7月26日 11時