《NARUTO》 闇に囚われる少女 〜うちは一族と私〜(番外編)

鎖少女17 ページ18

ー『シュッ』


ー『トン』


イタチ「ここら辺だと思ったんだが…」


辺りを見渡しても草木しか見えない…


イタチ「一体どこにいるんだ…ん？」


イタチは一箇所、色が変色しているところを見つけた…


そこから微妙に風が吹いていた…


イタチ「…ここか」


潜入しようとした瞬間…


？「見つけたぞイタチ」


後ろから声が聞こえた…


イタチ「父さん！…サスケが知らせてくれたんですね？」


父「ああそうだ。サスケは置いてきたがな。それよりも、ここが残党共のアジトなんだな？」


イタチ「はい」


父「ここから先は俺たちと暗部g「オレも行きます」イタチ…」


イタチ「お願いします」


父「………いいだろう。だが、死ぬなよ？」


イタチ「分かってます」


そして、中へと入って行った…


ーーー


父「これは…」


全「「「…………」」」


アジトの中は血で汚れていた…


そして真ん中には…


イタチ「A！！」


血まみれになって倒れているAの姿があった…


父「気絶しているだけのようだ。この娘は？」


イタチ「Aです。神楽一族の…」


父「火影様がおっしゃっていた娘か…とりあえずここを出るぞ。話は後だ」




ーーー


火影「…なるほど、そんな事があったのか」


イタチ「はい」


火影「Aはどうしたんじゃ？」


イタチ「まだ眠ったままです」


火影「そうか…」


イタチ「Aのことについてはまだ何も？」


火影「ああ、神楽一族についての書物は全て初代様と2代目様が処分してしまったからのぉ」


イタチ「全て…ですか」


火影「そうじゃ、だからこそAを守らないといけないんじゃ。あの子にどれほどの力が眠っているのか想像もつかん…。二人を殺ったのもAじゃ」


イタチ「そうですか…」


火影「すまんのぅイタチよ。Aのことを頼んだぞ


イタチ「はい」

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