《NARUTO》 闇に囚われる少女 〜うちは一族と私〜(番外編)

鎖少女11 〜私と団子？〜 ページ12

《A》サイド

ー『シュッ』

A「ふぅ、ここまでくればいいか…」

そこは、うちはの中で一番賑わっているところだった。

A「アレはなんだろうか？」

見たことのないものがたくさんあり、少女の好奇心を仰いだ…

その中で特に興味を引いたのが、大きく［団子屋］と、書かれているお店だった…

お店の中には真っ白い円状のものが三つ、棒に刺さっており、それが［だんご］というものだろうか…

A「…………」

Aは引き寄せられるかのようにそのお店の中へと入って行った…

店「いらっしゃい！おや？とても可愛らしいお嬢ちゃんだね。ここへ来るのは初めてかい？」

Aは無言で頷く。

店「そうかい！そうかい！じゃあ、こっちへいらっしゃい^ ^」

A「ねぇ、私今お金持ってない…」

店員「じゃあ、初めて来たお祝いってことで私が奢ってあげる！！感謝、しなさいよ〜ψ(｀∇´)ψ」

店員はかなり優しかった…

A「………『ドンッ』！？」

前を歩いていた店員が急に立ち止まった…

A「なんだ？」

前を見ると困ったような顔をした店員がいた…

店「「なんだ？」じゃ、ないわよ！こうゆー時は何て言うの？」

A「…？」

言っている意味がわからなかった…

店員「…あのね？助けてもらった時や他人が何かしてくれた時は［ありがとう］でしょ？」

A「ありが……とう…？」

店員「うん♪よろしい！！
急に立ち止まってごめんね？じゃあ、行こっか^ ^」

店員とAはまた歩き出した…

A「(ありがとう…か、まだ他にも私が知らない言葉をコイツは知ってるかもしれない…)なあ…」

店員「？どうした？」

店員は振り返った

A「もっと私に言葉を教えろ…」

店員「…いいわよ？でも…」

店員は目線を合わせて…

店員「「教えろ」じゃなくて「教えてください」でしょ？」

A「？どう違うんだ？」

店員「えぇっと、自分より年上の人には必ず［敬語］というものを使うのよ？例えば、〜です。とか〜だと思います。とかね！」

A「分かった…です…」


店員は笑いながら前を向き案内を再開した…


ーーー

店員「じゃあ、ちょっと待っててね」

案内が終了し［だんご］を持ってくる準備をする店員…

A「(何か忘れているような気がするが…まあいいか)」


ーーー


ー〈その頃のうちは兄弟〉

イタチ「サスケェー、後残り45分だぞー」


サスケ「あいつ…どこ行ったんだよぉぉぉ！！」


続く☆

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