15 ページ15
あのあと、家に帰ってから莉犬くんからLI〇Eがきた。
莉犬:ねね、Aちゃんは彼氏とかいる?
そう送られてきたときはびっくりした。
残念ながら一度も出来たことないんだよなぁ…笑
居ないよとだけ送ろうと思ったけど、莉犬くんが居るのかも知りたいと思って「莉犬くんは?」と付け足して送った。
莉犬:おれも!
え、居ないんだ。王子なのに。
あんなにイケメンなら女遊びしててもおかしくないのに…
A:好きな人はいるの?
( ゚д゚)ハッ!…
私のバカ…なんてこと送っちゃったの?!
はやく取り消さないと…(汗)
あ…
うわぁ、既読ついちゃったやん(泣)
詰んだやん(泣)もう嫌われたかも、こんなまだ仲がいいわけでもないのに好きな人聞くなんて…
まじばかじゃん!
莉犬:うん!
…へ?
莉犬くん、好きな人居るんだぁ…
誰なんだろ。
でも確実に言えることは、私じゃないということ。
なんとなくだけど、そうな気がする。
ちょっと悲しいけど応援したくなるかもしれない。
それでも、私は莉犬くんのことが好きになるんだろうけど。
そう考えていたらお兄ちゃんが部屋に入ってきた。
??「A?もうこんな時間やで?はよ寝えや。」
※関西弁おかしいかもです。
なんでだか、うちのお兄ちゃんは関西弁で自称最強エンターテイナーらしい。
学校では生徒会長をやっている。
『うん。おやすみ。ジェル兄。』
ジェル「ん。じゃあね。」
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ