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莉犬side

多分落ちたな。俺。


だってこんなに女の子を可愛いって思ったことないもん。

休みの日。Aちゃんの事が頭からはなれなくて気晴らしにカフェに行った。


前から行ってるなかなか人気のあるカフェでここ数年で一気に変わったな……


コーヒーを飲んで一息ついていると、

頭から離れない声が聞こえた。


反射的に声のした方を向くと、そこには思っていた通りの子がいた。


Aちゃん。

あっちはこちらに気づいていないっぽいけど、私服も可愛いな、サバサバしてる。


そんなことを思っていると俺の座っていた席の後ろに座った。



同じ空間いるということで緊張したし。


こっちに気づいて欲しいと思うし


感情があっち行ったりこっち行ったりしてて、うわぁぁってなっていると、

Aちゃんとその友達の話していることが聞こえた。


その言葉で凍りついたけどね、



莉子「結局、好きな人ってだれ?」


『え、///』


Aちゃんの驚き方は絶対照れている。
誰だってわかる反応だ。


でも、ショックだな、、、


Aちゃんに好きな人いたなんて。

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作者名:乃望 | 作者ホームページ:なし!  
作成日時:2023年6月20日 21時

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