赤色の犬と普通な私

2 ページ2

『その王子？って人がどうしたん？』


莉子｢いや、その人がさマジでイケメンらしくて。
でも、モテてるけど女遊びとか一切してないらしくて。｣


『ふぅーーん』



莉子｢ほんとAってそーゆーの興味ないよね！｣


『てへ』


まぁ、正直ほんとに興味ないもん。

多分恋とかしたらそういうの聞きたがるんだと思うけどさ。



一応、莉子には中二から付き合ってる彼氏が居るしね。
そーゆー話好きなんだろうけどぉ、


そうやってくだらない話をしているうちに、ようやく着いた。

"苺学園入学式おめでとう！"


わぁぁ、本当に入学できたぁ！



『莉子、行くぞぉぉ！』


莉子｢いけいけー！｣


これからJK生活スタート！！嬉しすぎぃ！



『クラス莉子と一緒だったら運命感じるわ』


莉子｢流石に……ならんて。｣


そう言ってクラス表を見たけどなかなか見つからん



『石垣 A……どこー？』


莉子｢私見つけたよ？B組だった。多分Aと違う。｣


『えぇー！残念(´・ω・｀)』


それにしても見つかんないなぁ……



？？｢これ？？石垣 A。｣


後ろから知らない男の子の声が聞こえて振り向くと。


？？｢俺と同じクラスじゃん！よろしくー｣


ぅわぁぁお


そこには


赤い頭の


かなりのイケメンさんが居ましたとさ。

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す