【おそ松さん】そう言うこと言わないで。【学生松】 ２

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『あああああああああああああああ』

マジ憂鬱。

そう思いながら学校の廊下をとぼとぼと歩く。

今日は始業式。

学校が始まる。

きゃっきゃっ、と騒いでいる女子を横目に大きなため息をつく。

いやぁ、私だって、夏休み中の事件がなければテンション高かったでござるよ？。

でも、さぁ。学校が始まるってことは

あいつら六つ子と顔を会わせることになるでしょ？

最悪やん。

そう思ってる間に教室の前に到着。

『はぁ……』

まあ、いつも通りにするしかないよねぇ。

チョロ「なに、ため息ついてんの？
ため息つくと幸せ逃げるぞ」

『ちょ、チョロちゃん！？
いつの間に我の背後へ！？』

チョロ「チョロちゃん言うな！！
てか、喋り方！
いつの時代の人だよ！！」

ふふ、いつも通りにできてる！

『めんごめんご〜(棒)
とにかく、中入ろうぜっ！』

チョロ「うん」

教室に入ると、珍しく十四松と一松がもう来ていた。

『おはよー、一松、十四松！！』

一松「…おはよ」

十四松「おはよーございまっする！！」

なーんだ、皆いつも通りじゃん？

案外、大丈夫なんじゃね？



*


チョロ松side



やはり、Aは無理をしているような気がする。

まあでも、思ったほど落ち込んではいない様子。

それなら良いんだけどね。

ちなみに、僕と、一松、十四松、トド松でひとつ約束をした。

それは、「いつも通りに接すること」。

今のところ、皆できてるし、もうこのまま遊園地で起こったこともだんだん忘れて、また前みたいに皆仲良くできたら、いいよね。

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