反応を楽しみたいS ページ5
そんなこんなで早、一日が経過し、お昼頃。
私はソファで寛いでいた
すると、……少し甘い匂いがふわりと私の方に香ってくる
目の前を見ると、美人(矢霧波江)さんがいた。
「ええと……波江さん？？」
私は目の前に無表情でただ、私を見下ろししている波江さんに対し戸惑いながら言う。
「あなたて…可愛いわよね」
と波江さんが少しずつ距離を近づけそんなことをいってくる
「え、……」
(え、カワ、カワイイ？誰が？え、わた、わたし？！…どういう意味……てそんなこと考えなくてもわかるではないか。からかって、揶揄されてるに違いない。そう、そうですよ。自惚れては駄目！駄目よ、私……)
ドキドキ
不意に心臓が音をてたてる。不可抗力だ。
そんな事を考えてる間に
波江さんの顔が近づいてくる。
「な、波江さ……」
と私が言おうとした時
「…目にゴミついてるわよ。」
と波江さんの綺麗な指が私の睫毛についてたらしいゴミを取り、手をぱんぱんと払う
「…あ、そうですか。有難う御座います。」
私は笑ってお礼を言う
(……まあ、そんなことだろうとは思いましたけど。…併し、美人は怖い…私の心がこうも簡単に取り乱してしまうとは…)
その一部始終を見ていた折原さんは、
笑いをこらえていた。
ー
「波江さんさー」
と臨也が
Aがお風呂に行き波江と二人になったときににやにやとしながら言う
「何よ。…気持ち悪いわね」
とそんな臨也を見て心底、嫌そうな顔をしながら波江さんは言う
「酷いなー…まあ、それはおいといて。あんまり、Aちゃんからかうのやめたげたら？いくらAちゃんが好きだからって」
「別に好きなわけでもからかってるつもりはないけど？」
「……ふーん？」
「何、気に入らないの？」
「いやー？寧ろ、なんか訳のわからない事に動じてるAちゃんが面白くて仕方ないけど？」
「なら、いいじゃない。」
「………」なんとも言えない顔で笑う臨也
「…だって、あの子の反応ていちいち面白いのよ。」
「…波江さ…」
「さて、私もお風呂に入りましょうか…
…．Aのいる。」
と悪戯に笑う波江さん
「それは、駄目だよ。」
とさっきまでのヘラっとした笑みは失せ、なんと言うか威圧感のある笑みを波江さんに向けた。
「……一体、どっちが好きなのよ。」
と波江さんは笑い
「それなら私は帰るわ。」と部屋を出ていく。
「……」
ーー
それならAに対する波江さんの悪戯が始まったのだった。
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黒崎沙夜子。(プロフ) - 相馬白楽さん» 拙い作品ですが見てくださり、そして、とても嬉しいお言葉を有難う御座います！！これからもゆっくりと書いていこうと思っております、宜しくお願い致します。 (2020年6月27日 18時) (
レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
相馬白楽(プロフ) - とても面白かったです……！新生活編も楽しみにしております！ (2020年6月27日 17時) (レス) id: 6ed1814d15 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - ゆきなさん» それはまた…私でしたらもう固まってあれなやつですね（（お疲れさまでした））←もう終わったことと断定））此方こそ、有難う御座います、どうかよい一日をお過ごしください。。 (2019年12月17日 12時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒崎沙夜子。さん» 親も聞こえる感じのやつで、男性と女性の悲鳴が"部屋の中から"(自分達のいる部屋)聞こえたので(私からは耳元らへんで親からは私の方からでした)なのでこの小説を読んで本当に良かったです！ほんま、最高の小説をありがとうございます！ (2019年12月17日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - ゆきなさん» 読んでくださり、こんな嬉しいコメントを誠に有難う御座います！！心霊ですって？！それはさぞや怖かったでしょうに。拙い小説弟子だが少しでも恐怖が和らいだのでしたら幸いです。 (2019年12月16日 8時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒崎沙夜子。 | 作成日時：2019年12月15日 17時
