初めての二人。() ページ1
「……」
「…………」
今私の目の前には険悪な戸惑い顔をした平和島さんと臨也様の家に近い喫茶店にいる。
……理由を今、説明しましょう。
ーー
「ま、待ってください!!」
そう言い私Aは玄関の扉から出た。
(勿論、セキュリティロックの為、あとは特に心配ない)
ー
「…は?」
静雄は戸惑っていた
帰ろうとしたら何故なら臨也の家のインターンから女の声がしたからだ
…そしてエレベーターから女が飛び出してきた。
俺の近くまで来て息を切らしながら
「…はあ、…運動不足……はー…」
と女は息を整え
「いきなり申し訳御座いません。ええと…平和島静雄さん。」と俺の目を見て目の前の女は言う
「………」
言葉がでない。誰なんだよ、この女。臨也の部屋から出てきたよなあ。なんだ、……。
……?!
あ、この女、前、臨也と一緒にいた
『遂に!!!遂に!!!折原臨也様と平和島静雄さんとのあの大変レアな光景を私は今!!!見ることが出来る?!!』
あの素っ頓狂なことを抜かしやがった女か??
「……あの、取り敢えず近くの、その喫茶店でお話ししませんか…?その、詳しい話で、でも。」
と女は急にはっとなったように焦りながら話す
「何で俺が臨也と繋がりが明らかにありそうなやつと喫茶店に、……」
と警戒心ばりばりに、した俺に。
「ええ、ですよね。そうなりますよね。
でも、どちらにしても…なにか誤解があっては。。あれですので、」
女は語る
「ハ,誤解て…だから俺が言いてえのは…」
「確か臨也様との関係は曖昧なもので、なんとも言えませんが。」
「いや、別に聞いてねえけど…」
な、なんだこの女。。
「これだけは言います」
とやけに真剣な顔付きと声色になった女を見て言葉を止める
「私は…」
なんだ何を言う気だ。。
「私はただの__臨也様の家に住まわせていただいている、________居候の身です!!!!」
.☆………………
「は…………?」
静雄は女の言った言葉にどう反応すべきか
戸惑いを隠せなかった。
………まじでなんなんだよ、この女
あの場で真剣な顔して言うからなにかとんでもないことだと思ってたのによ。
居候???!て。。
いや、そもそも臨也だって何でまたこんな変わりもんを。。
}…
「……帰るわ」と帰ろうとした静雄に。
「お待ちください」と女の声が引き留めた
「…なんだよ.」と振り向けば
「部屋への戻り方がわかりません」
と絶望に撒き散らせた顔をした女がいた
「………はあ?!」
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黒崎沙夜子。(プロフ) - 相馬白楽さん» 拙い作品ですが見てくださり、そして、とても嬉しいお言葉を有難う御座います!!これからもゆっくりと書いていこうと思っております、宜しくお願い致します。 (2020年6月27日 18時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
相馬白楽(プロフ) - とても面白かったです……!新生活編も楽しみにしております! (2020年6月27日 17時) (レス) id: 6ed1814d15 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - ゆきなさん» それはまた…私でしたらもう固まってあれなやつですね((お疲れさまでした))←もう終わったことと断定))此方こそ、有難う御座います、どうかよい一日をお過ごしください。。 (2019年12月17日 12時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒崎沙夜子。さん» 親も聞こえる感じのやつで、男性と女性の悲鳴が"部屋の中から"(自分達のいる部屋)聞こえたので(私からは耳元らへんで親からは私の方からでした)なのでこの小説を読んで本当に良かったです!ほんま、最高の小説をありがとうございます! (2019年12月17日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - ゆきなさん» 読んでくださり、こんな嬉しいコメントを誠に有難う御座います!!心霊ですって?!それはさぞや怖かったでしょうに。拙い小説弟子だが少しでも恐怖が和らいだのでしたら幸いです。 (2019年12月16日 8時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒崎沙夜子。 | 作成日時:2019年12月15日 17時