松野くん！不純すぎます！！

不純物 39個目 ページ40

松野くんの女遊び問題も無事？解決し、私も上級生の方々に言い寄られなくなって数日がたった日

…また、新たな問題が浮上した


それは

おそ「Aちゃーん」

A「なんですか？松野くん」


そういうと松野くんはムスーっとあからさまに不機嫌な顔をした


え、なにその顔


A「え、どうしたんですか？」

と、私が再度疑問をぶつけると

おそ「それだよ！」

A「え？」

ガタッと松野くんが席から立つ


おそ「その敬語！いい加減やめようぜ？」

付き合ってるんだしさ。と付け足す

A「あぁ、いいよ。分かった」

ケロッとそう答えると
あっさり敬語を外したのが以外だったのか、「う、」と言葉を詰まらせていた


あ、なるほど


と、私は一人納得する

A「外して欲しいのは本当だけど、ちょっとは嫌がって欲しかった？」

おそ「…Aちゃん、付き合う前はいじりがいがあったのになぁ…」

つまり、あまりにも反応がなくて癪だったのか…


まぁ、

A「一緒にいれば嫌でもなに考えてるのか分かるしね」

おそ「〜っ！」

すると、松野くんは悔しそうに地団駄を踏んだ


おそ「ほんっと！そういうとこ！！付き合ってから大分変わった！！」

A「じゃあ、嫌いになった？」

おそ「んなわけない！大好き！！！」


…ちょっと照れる

私が少し赤くなったのを松野くんは見逃さなかったようで


おそ「すき、Aちゃん…愛してる」

A「っ！松野くん！！ご、ごめんなさい！！」

耳元で愛を囁いてくる松野くん
謝ってもやめる気配は一向にない
ど、どうすれば…

おそ「俺の考えてることが分かるAちゃんならわかるでしょ？」

…まぁ、流れ的に誰でも分かりそうだけど
仕方ない。このままでは私が持たない
私は松野くんに抱き着いて

A「…松野くん、大好き」

はずかしくて最後の方声が小さくなってしまったが、離れると松野くんは満足したような顔をして

おそ「ん！知ってる！！」

と、笑った


おそ「あ！」

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