雷門に来たシードは豪炎寺の義弟でした２【イナGO】 (ページ30)

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特別編　６　修行ページ30

それからー Aたちはサッカーの修行としてグラススキーやら山登りを日々させられた。

ー今日の練習を終えたAは頭から水を被り、熱と疲労を吐き出す。
(正直、最初はなぜ試合形式な修行ではないのかと思ったが、こう数日経つとこの修行が最善と思えるのだから監督たちの指導はすごいもんだな。)

不安定な足場をで足の親指周りを鍛えることでの加速力の向上、グラススキーによる体幹と判断力の向上、それらが鍛えられA達は、今ならば白滝たちのプレーについていけるという自身が付いていた。

「さて…今日の練習も終わったし……いつものアレをやるか。」
Aは岩壁に向かって全力でシュートを繰り返す。
(確かに今の俺たちならこの前の白滝達といい勝負ができるかもしれない。……ただ、あいつらの全力があれとは思えない。何か奥の手があることを考えてやはりコレを完成させないとな。)

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「ふ～疲れた～。」
日が暮れ自主練を終えたAが拠点に戻ると雷門イレブンや大人達の様子がいつもと違っていた。
「まさか…」「捜索は…」などと話す声が聞こえAは質問をする。

「何かあったんですか？」

Aの質問に答えはたのは霧野だった。

「お前!帰ってたのか!!てっきりお前もいなくなったのかと思ったぞ!!」

強めの口調で霧野に言われAが困惑していると鬼道コーチが現状を話す。

「A。マネージャー達の姿が見えなくなったのだ。」

続く。