北欧のお姫様PART3☆ヘタリア

第七十七話、酔うとこうなる ページ10

A「っ…。」

デン「うわぁぁぁ!Aと、イース!!おめえらいつの間にそんな間柄に!!」

アイス「!?」

なぜか突然現れたダンが、大声を上げた。

デン「Aが嫁に行っちまうっぺ〜…嫌だぁ〜…」

しかも泣き始めた!?

デン「A〜…A〜…」

しかも、寝台の下から手が伸びてきた!?

ぐいっ。

A「ちょ、わぁ!!落ちるっ!!落ちるっ!!!!」

アイス「A!」

あわててAの手を引くけど…

A「きゃぁ!!」

アイス「うわぁっ!!」

二人でダンの上に落ちちゃった…。

デン「嫌だっぺ〜。A〜嫁になんか行かねえでくれ〜…」

A「は、離して兄さん!!」

そうだ!!ダンも酔ってるんだ!!

アイス「Aは僕のお嫁さんになるんだよ!!」

A「イース君も、めんどくさくなりそうなこと言わないでください!!」

ノル「ん…おめえら、何してんだべ?」

デン「ノル〜…Aが嫁に行っちまうっぺ〜…」

ノル「は?」

A「助けて…」

デン「Aがアイスの嫁に行っちまうっぺ〜…」

ノル「なんでアイス?Aの俺の花嫁になるんだべ?」

A「そんなこと一言も言ってません!!」

その後、僕たちの部屋にAの怒声が響いたことは言うまでもないよね?

それに、Aと一緒に寝られなかったし…。


・


その後…

スー「…。なして俺の場所でAが眠ってるんだべ?」

フィン「さぁ…?ていうか、ターさんもノルさんもイース君も床で寝てますし…。」

デン「A〜…嫁になんか行かねえで…」

アイス「A…僕と結婚…」

ノル「俺の嫁に…」

スー「…聞いちゃいけねえ寝言だべ。」

フィン「…そうですね。」


・


A「わぁ…ここが中国さんの家ですかっ!!」

シベリア特急に乗って、僕たちはやっと中国の家までついた。

いろいろあったけど…ね。

A「ふむふむ…万里の長城に黄河の黄色い流、そしてほかにも…」

デン「なーにしてるんだっぺ!それだからAは置いてかれるんだっぺさ!」

A「いいじゃないですか!観光好きなんです!」

ノル「Aにはアイスが引っ付いてるから大丈夫だっぺ。」

引っ付いてる…言い方酷いよ?

中「よく来たある北欧組!!」

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