タイタンの妖女26 ページ31
捕縛したRED DRUGのそいつを異能特務課の人へと引渡し、今は帰りの車内…
「それにしても私達、なかなかの連携プレーだったじゃあないか!」
「ああ。確かにな、Aも異能を見事に使いこなしていた」
「やっぱり君の異能力はすごいよ」
隣に座る太宰さんが私の頭を撫でながら言う
私の異能力が…すごい…?
「異能力を褒められたのなんて初めてです、今まで不気味とか気持ち悪いとかしか言われた事無かったので…」
「さっきから気になっていたが…お前ら、付き合っているのか…?」
・ ・ ・
つきあっている?
私と……?太宰さんが……!?
「真逆、国木田くんにはそう見えるのかい?
…勘違いだよ。そんな関係じゃないさ」
あまりにもそっけなく言われたその言葉に、少なからずショックを受けた
そうか…。私、やっぱり太宰さんの事が好きなんだ。じゃないとこんな複雑な気持ちにならないはず…
でも、私なんかが太宰さんに釣り合うはずがないんだ……
「そうか…すまん。俺の思い違いだ」
私は否定も肯定もせずに下を見つめ、2人のやり取りを聞いていた
なんだかまるで、失恋の気持ちを味わった気分だ
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
UPPA24(プロフ) - ユキさん» こちらこそ読んでいただき有難うございます…!とっても嬉しいです!(><) (2019年8月3日 10時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - めっっっちゃ好きです……(´TωT`) 完結おめでとうございます!素晴らしいお話をありがとうございました…!! (2019年8月3日 2時) (レス) id: 2c5cdcc266 (このIDを非表示/違反報告)
UPPA24(プロフ) - 青空と雨さん» 読んでいただきコメントまで…!!(TT)有難うございます!至らない所ばかりですがそう言って頂けると本当に嬉しいです…!(><) (2019年8月2日 18時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 凄く面白かったです!太宰さんの気持ちの表現の仕方とか特に…!完結、おめでとうございます! (2019年8月2日 16時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:UPPA24 | 作成日時:2019年7月5日 16時