記憶 ページ45
Aside
白福「じゃあ音駒は夜久君だね」
烏野が澤村さん
梟谷が木葉さんと木兎さん
生川が無し
森然も無し
音駒が夜久さん
『澤村さん…木葉さんと木兎さん…夜久さん…この中だと誰が一番モテるんでしょう。』
雀田「澤村くんと夜久くんじゃない？」
…w…梟谷一瞬で捨てられたな。
谷地「どっちもお母さん気質…」
『面倒見がいい人がモテるのか。』
宮ノ下「確かに。」
雀田「じゃあなんで木兎達モテてんだ…」
白福「どっちかと言えば木兎は末っ子気質。木葉はお兄ちゃん気質。」
雀田「単純に顔面の可能性」
「「「『あー』」」」
全員納得の顔である。
10:02
清水「そろそろ消灯して寝よっか」
大滝「そうですね」
こうして電気が消され、
皆眠りに就いた。
私も寝た
12:21
『………』
起きた…
なんでだ。
枕が違って寝れないなんて事は
ないだろ。
私眠りはそんな繊細じゃないし…
ひつじが1匹
ひつじが2匹
なんて考えてみるが、効果無さそう。
…んー…やっぱ最近眠り浅いよなぁ。
なんでぇ？
こーゆー時、前世でどうしてたっけ。
最近、
前世の記憶が薄れていってる気がする。
名前とか、家族の容姿とか、
死ぬ直前の感覚とか
そーゆーのは覚えてるんだけど
家族の声は、
もう忘れた域に達していた。
私の前世は、
亜座坂A。
25歳で、
大手スポーツショップの事務員だった。
家族は、父と母と猫2匹。
もとは広島に住んでいたが
東京に引っ越した。
で、今世は
蒼亥A。
現在16歳で、
烏野高校1年5組。
家族は猫2匹。親は行方不明。
ちなみに、現在ちゃーさん達は
安全なペットホテルに預けている。
全自動 餌やり機はあるものの、
やはり子猫2匹を置いていくのは
防犯的にも心配だった。
そういえば、
今の両親は
何処にいるんだろう。
家を知られてるから、
いつ帰ってくるかもわからないし、
まず帰ってくるのかもわからない。
出来れば帰ってこないことを願う。
でも、両親に聞きたいことは
山ほどあるのも事実。
大喧嘩の発端は？
兄妹はいる？
私の事が嫌いなのは何故？
私は何処の小学校に通っていた？
(以下省略)
私は私の事を完璧にわかっていない。
今世の幼少期の頃の記憶も、
完全に思い出せていないから。
怖いなぁ…
今世の私が父と母以外に、
誰にも恨みを買っていないことを
願うばかりである
こんな物騒なこと考えてたら
余計寝れなくなっちゃったじゃん。
最悪。
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月23日 3時
