転生したけど今後が不安でヤバい 2 (ページ20)

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別れページ20

Aside

黒尾「ってかお前派手な髪色してんな」
『…え、黒尾サンがそれ言います？』
『すごい鶏みたいな頭してますけど』

黒尾「あぁ"ん？…ん"んっ…これは鶏冠じゃなくて寝癖ですぅー」
『は？寝癖？寝相悪すぎでしょう』
黒尾「いや、俺は寝相が悪いんじゃなくて手癖が悪いだけ」

『えぇ、ヤバ』

ヤバい、私の演技力が日に日に上がってる

『てか背でけぇー…何cmすか？』
黒尾「187.7cm」
『え？私と25cm差じゃん。鶏冠で盛ってないです？』
黒尾「いやいや、ちゃんと保健室の先生に押し込まれてますぅ」

『えぇ…何か…wそれはそれで想像したらめっちゃおもしろいw』
『ようはぺしゃってされてんでしょ？おもろ』

黒尾「なんか…なんか頭に来るんだよなぁ…お前なぁ…なんなの？」
『蒼亥です』
黒尾「そうじゃねぇよ。はぁ…(てかこいつ首もとに内出血ある…彼氏持ちか…)」
えぇ…溜め息着かれましても…

『あ、ここまっすぐ直線に行ったら公園です』

黒尾「え、最後まで送ってくれないの」
『え？んー…』
一応時間あるし…
いやでもこれ以上キャラと干渉したくない

『いや、面倒なんでさよならです。あとは頑張ってください』
黒尾「えぇー…」

黒尾さんはなんか不屈そうな顔しているが
唐突に別れを向かえました

さよなら黒尾さん。

(今後東京合宿の方で会うことをAさんは知らないので一生の別れだと思っています)

10:20

とりあえずあの後
家帰って地下体育館にいます

よーし…まずは身体暖めるためにランニングしよ…

10分後
『はぁ…ふぅ…』
疲れた…

…その後柔軟体操等を終わらせ(10:30)、サーブを打ち始めた

ﾀｯ…ﾀｯﾀﾀｯ

ﾋｭｯ

ﾄﾞﾝｯ

『………うーん…もう少し回転かけたらいい…？』

ﾀｯ…ﾀｯﾀﾀｯ

ﾋｭｯ

ﾄﾞﾝｯ

ボールが地面に落ちるとき、
回転がかかっていたため、不自然な方向に跳ね返った
『…うん、これでよし』
こうすると、相手チームにレシーブで拾われた時でもセッターに綺麗に返らなくなる

これを20本くらい繰り返した(11:00)

『…この体育館コンクリートだし…壁打ちできるか…』

それから私は壁打ちをしながら少し考え事をした。

谷地さんがバレー部に入ってくるのは、
確かIH予選で…まぁ…負けた後だったはず
え？そうだよね？
ヤバい…記憶が曖昧だ

ﾊｯ…もしや…
『この年で認知症………？！？！？！』←たぶん違う

ヤバい……確かに前世の年齢と今世の年齢合わせたら…