心配 ページ14
Aside
及川「それでさ、来週の皆でバレーするのってAちゃんも参加?」
『一応その予定ですね、WSします』
及川「大丈夫?男女の力の差というものがあるけど」
『んー、だいじょぶです』
一応、女子のなかでは握力がありますんでねぇ…
『それに、及川さんのサーブ受けてみたいんすよねぇ…』
これは本心だ
花巻「マジかよ…腕死ぬぞ?」
松川「握力ゴリラだしね」
及川「ゴリラ…?!大丈夫!手加減するから」
花巻「Aいつからバレー始めたの?」
前世は中3からだったし…
『中3からじゃけぇ、去年からっすね』
松川「余計不安になってきたんだけど、ホントに大丈夫?」
松さん意外と心配性…?
これでも前世はバレーの天才と呼ばれていた。
中二病感の漂う異名
バレー好きって訳じゃなかったから
あんま、嬉しくはなかった覚えがある
『だいじょぶです。これでもレシーブ自信あるんでね』
及川「へぇ〜…」
花巻「そういやAゴールデンウィーク何かすんの?」
『私は学校に居座る予定です』
松川「??学校に居座る…?」
『先生に図書室の管理頼まれたんでね』
及川「へぇー…大変だね」
『まぁ、学校自由に歩いて良いのが条件なんである意味楽しみです』
『青城は合宿とかあるんですか?バレー部』
烏野はゴールデンウィーク合宿というのがあったはずだが…
及川「うちは基本休みは自主練かなぁ」
『おぉ、大事ですもんね』
松川「俺は普通に家の庭とかでジャンプしとこうかな…」
花巻「俺サーブ練」
流石3年生と言ったところか…練習熱心だ
『はぇー…すご』
『!…あー最悪…すごいしょうもないこと思いついた…(小声)』
松川「しょうもないことって?」
?!………うっわ…松さん地獄耳か…
花巻「急にどした松」
及川「Aちゃんなんか言ったの?」
『…小声で言いました…』
花巻「はっはw松地獄耳だしな!」
松川「で、しょうもないことって?」
『聞きますかぁ…?』
松川「試しに聴いてみたい」
言うか…ガチでしょうもないヤツだけどね…
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作者名:海羅 | 作成日時:2024年2月10日 1時