世間話 ページ40
Aside
『んー…まぁあざす………目覚めました』
松川「えー…少しは照れてよ」
『いや、そんなキャピキャピしてないんで』
松川「まぁ、確かに」
『てか、誰彼そんなことしちゃダメでしょ…』
高校生なんだから…
松川「誰彼はしてないよ？流石に。親しい人には悪戯でするかもしれないけどね」
『ならいいけど…』
『てか手の甲にキスとか…王子様か何か？』
松川「確かに、でもAキスで目覚めたね。お姫様？」
…
『…いや、あれは驚いて飛び起きた反動で起きたから』
松川「どっちにしろじゃんw」
『まぁ、そう言われるとそうなるね』
『はぁ……ビビったぁー…』
松川「処女？」
『…』
『男子高校生だね』
松川「実際そうだし」
『ま、合ってるよ。逆に処女じゃなかったら警察沙汰』
松川「そーね」
『松さんならコンビニでタバコとか買ってもバレなさそうよね』
松川「マジ？今度してみようかな」
『やめとけ、警察のお世話になりますよ』
松川「そうしたら俺友達減っちゃう」
『それは私への嫌みか何かすかね？』
松川「そうとも言う」
やってんなぁ
花巻「出たー」
『ん、花さん。シャンプー大丈夫でした？女用でしたけど』
花巻「意外と大丈夫そう。ただめっちゃ女性の匂い」
『でしょうね。一応フローラルですから』
『松さんも申し訳ないですけど私のシャンプーとかで何とかしてくだせぇ』
松川「りょ」
松川「風呂借りますわ」
『はーい』
『花さんも、花冷えしない内に髪乾かしてくださいね』
あ…
花巻「何その綺麗な日本語、はなびえ？」
花巻「俺が冷えるの？」
『まあ、ある意味そういう意味ですね』
花巻「へぇー、花巻だけに花冷えってか」
『…………私も思ったけど口に出さなかったのに…』
花巻「wwそーかい」
花巻「ドライヤー借りていい？」
『ん、ここにあるんでご自由にどーぞ』
花巻「んじゃ借りるわ」
5分後
花巻「乾いたからここ置いとくぞー」
『えっ乾くの早くない？ですか？』
花巻「男はこんなもんよ」
『んー…そだね』
花巻「てか、客室どこ？」
『ちょーどいいから教えとくね。』
花巻「さんきゅ」
『ん。客室はどっちも2階にある。』
花巻「すご、螺旋階段…」
『上がったすぐ先にある部屋が客室ね』
花巻「はぇー…ここが客室…」
『その隣がもうひとつの客室だから松さんに教えといて』
花巻「りょ」
『そのもう1つ隣が私の部屋だから、何かあったらだいたいその部屋いるから呼んでね』
花巻「またそんな簡単に男に部屋教えちゃって…」
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
