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マダラの妹其ノ四十七 ページ47

 
 
「………あれ?」

気が付けば私は見知らぬ所に立っていた。

足元は水。チャクラも練ってないのに……って、いやいやそんな暢気に考えてる場合じゃないだろ!

ここ何処?!体に咲いてた花も消えてるし…。

「……やはり またここへ戻ってきたか」

「?!」

いきなり背後から老人の様な声が聞こえた。

「、六道仙人?!何で、え?!」

御主が予想した通りの事が起こってしまった(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

改めて名乗るとしよう

我は安寧秩序を成す者 名を"ハゴロモ"
忍宗の開祖にして六道仙人とも言う」

「え、えーと、初めまして?うちはユリと言います…って、私と会った事ありました?」

六道仙人の口ぶりからして、会った事がある様な雰囲気だが身に覚えがない。

「どうやらまだ思い出せん様だな……ユリ 利き手を出せ」

よく分からんが…右手を前に出すと六道仙人も掌を差し出して手を合わせた。

「───!」

「ふむ、思い出せたみたいだな

…答えは決まったか?」

私は目を閉じて、これまでの人生を振り返る。

そこにあるのは皆の笑顔だ。

決意なら、覚悟なら、答えなら、もう決まっている。

「私はこの世界で生きていく 私が住んでた世界に未練がないわけじゃないけど…私は皆が大好きだから

もう帰れなくなっても(・・・・・・・・・)後悔はない!」

私の答えを聞いた六道仙人…個人的にハゴロモお爺ちゃんと呼びたいけど我慢しよう…六道仙人は少し申し訳なさそうな顔をしたけど、私が笑うと六道仙人も笑ってくれた。

「では、これから御主を送り出す…ワシのワガママであったとはいえ、心より感謝する うちはユリ」

「見てて下さい!私頑張りますね!

行ってきます ハゴロモお爺ちゃん!」

体はその空間から発光して静かに消えていった。

六道仙人…ハゴロモは少し微笑んだあと、言い忘れていたのを思い出した。

「そういえば…今回は送り先を決める事が出来ないのだが…大丈夫だったか?」

それ最初に言ってよ?!と、ツッコミの入る声が聞こえた様な気がした。

「……少しまけておくとしようか」



.

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urrryayasame(プロフ) - 文スト要素あるなら分かるように書いて欲しかったです。完全にNARUTOオンリーだと思ってたので (2020年9月22日 7時) (レス) id: 82fa8a3d1b (このIDを非表示/違反報告)
シト - ああ!!夏の草原に,COSMOSですか?懐かしい!! (2019年10月27日 0時) (レス) id: 0bd1b59009 (このIDを非表示/違反報告)
マキラ - 続きが気になります! 頑張ってください! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 02a5017c6d (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - ヤッター!続編楽しみにしてます! (2019年9月5日 13時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 春さん» コメントありがとうございます!ワクワクしてくれるなんて!嬉しいです!!!続き頑張って書きますね!!! (2019年9月3日 22時) (レス) id: 8b01a117c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レキ | 作成日時:2019年7月28日 6時

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