マダラの妹其ノ三十四 ページ34
・・・・・・
どうしよう、扉間がイケメンなのだが。
式は無事進み、今は全員お食事タイム何だが……あの瞬間の事が焼き付いて桃をヤケ食いしてる…あ、この桃美味しい。
「今日はめでたい日ぞ!呑み明かすぞ〜!」
「兄者…明日も仕事が…(汗)」
「柱間、程々にしとけよ」
「兄さんそれ木だよ」
皆ワイワイガヤガヤしながら楽しんでいる。
既に出来上がってる人もちらほらいるけど…まあ大丈夫でしょ。
つーかマダラお兄ちゃん、結構お酒強いはずなんだけど珍し……ん?酒瓶がひいふうみいよ……うん、イズナお兄ちゃん宜しく。
「あ、あの!ユリ様!」
「扉間様とのご結婚、おめでとうございます!」
小さな童がトトトと走り寄ってくる。
一人は活発そうな子、もう一人はやや控えめの黒髪の子だ。
確か……。
「猿飛サスケさんの息子…"猿飛ヒルゼン"と、志村センゾウさんの息子…"志村ダンゾウ"で合ってたかな?」
学校が設立されて暫く経った時、イズナお兄ちゃんから聞いた事のある名前だ。子供たちの中でも、特に抜きん出た才覚を表している子がいると。
「!オレたちの事をご存知なのですか」
「うん 二人の事はよく聞くよ」
そう言うと"パァァァ"と、めちゃくちゃ嬉しそうな顔をする二人。正直クッソ可愛い。
この純粋な二人が将来は火影、暗部の根の長になってああなると思うと…どうしてそうなったとツッコミを入れたかった。
少しだけ話をすると二人は仲良さげにパタパタと戻って行った。後ろ姿もめちゃんこ可愛ええ…。
「…お前は子供が好きなんだな」
「子は宝だよ。育つ環境で良くも悪くもなるけど…どんな子であれ、皆望まれて産まれてくる あの二人は将来、この木ノ葉隠れの里を愛し守る 立派な"火の意志"を継ぐ者さ」
いきなり声を掛けられて吃驚したけどそう返答する。
「フッ…"子は宝"か 確かにその通りだ
なら、今夜は大丈夫そうだな」
「…………えっ(汗)」
「楽しみにしとるぞ?」
耳元でそう囁いて妖しく笑うと、何もなかった様に親族と談笑を始めた。
「(………あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!
そうだよ!そうだよなあ?!学校じゃまだ教わってない?けども!察した!心の準備がいっちミリも出来てないんだけどおおぉぉぉお?!)」
前世…享年14歳。
大人の階段のーぼるーを、まだ経験していらっしゃらない子供だったりする。
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マダラの妹其ノ三十五(後半ら辺苦手な人は注意!ちなみに作者もちょい苦手だ!…何でこうなったんだろうか)→←マダラの妹其ノ三十三
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urrryayasame(プロフ) - 文スト要素あるなら分かるように書いて欲しかったです。完全にNARUTOオンリーだと思ってたので (2020年9月22日 7時) (レス) id: 82fa8a3d1b (このIDを非表示/違反報告)
シト - ああ!!夏の草原に,COSMOSですか?懐かしい!! (2019年10月27日 0時) (レス) id: 0bd1b59009 (このIDを非表示/違反報告)
マキラ - 続きが気になります! 頑張ってください! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 02a5017c6d (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - ヤッター!続編楽しみにしてます! (2019年9月5日 13時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 春さん» コメントありがとうございます!ワクワクしてくれるなんて!嬉しいです!!!続き頑張って書きますね!!! (2019年9月3日 22時) (レス) id: 8b01a117c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レキ | 作成日時:2019年7月28日 6時